【ビデオ】フォルクスワーゲン、2017年夏に発売する新型車「Arteon」のスケッチを公開
フォルクスワーゲンは28日、新型4ドア・ファストバック「Arteon」のスケッチを公開した。実車は2017年3月に開催されるジュネーブ・モーターショーで発表されるという。

「Arteon」(日本では"アーテオン"と表記すればよいのだろうか?)という名前は、そのスタイリングに込められた情緒性を表す"art(芸術)"と、現在フォルクスワーゲンが中国で販売している高級セダン「Phideon」との関連を示す"eon"を組み合わせたものだという。フォルクスワーゲンによれば、この新型車は「パサート」より上に位置づけられるプレミアム・モデルになるそうだ。

4枚のドアは「グランドツアラーの典型的なデザイン要素を反映させた」というサッシュレスで、車体後部には「開口部が大きくて広い荷室にアクセスしやすい」上ヒンジのハッチゲートが備わる。エクステリア・デザイナーのTobias Sühlmann氏は「最初に見た時、Arteonは情感的なデザインを通して強い興味を喚起するでしょう。それから実用性の高さに驚かされるはずです。その2つの融合は類を見ないものです!」と語っている。

水平基調のフロントは、フォルクスワーゲンの最新デザイン言語をさらに進化させたもので、ラジエーター・グリルの横バーが立体的なLEDヘッドライトまで伸びている。今後は多くのフォルクスワーゲン車が、このような顔になる可能性が高い。



フォルクスワーゲン・ファンならすでにお気付きの通り、つまりこのArteonは少し前まで販売されていた「パサートCC(後に単なるCCと改名)」の後継であると同時に、2015年のジュネーブ・モーターショーに出展された「スポーツ・クーペ・コンセプト GTE」の市販モデルとも言えそうだ。技術的な仕様についてはまだ明らかにされていないが、Phideonに採用された縦置きエンジンの「MLB」アーキテクチャではなく、パサートと同じ「MQB」を使用する横置きエンジンになると思われる。パワートレインもスポーツ・クーペ・コンセプト GTEに倣うのであれば、フロントのV6エンジンに加え、車体の前後に2基の電気モーターを搭載する最新プラグイン・ハイブリッドの採用が期待できる。

Arteonは、2017年3月9日に開幕する第87回ジュネーブ・モーターショーで初めて一般公開された後、来年の夏には発売される予定だという。ジュネーブから実車の写真が届いたら、また改めてご紹介するつもりなのでお楽しみに。