スウェーデンの新興電気自動車メーカーUnitiが、クラウドファンディングで1億4,700万円を調達
スウェーデンを拠点とする電気自動車(EV)メーカーUnitiは、クラウドファンディングで1億円を超える資金を調達し、来年までにプロトタイプを発表することになった。先月の記事で同社がクラウドファンディングサイト『FundedByMe』で資金調達をしていることをお伝えしたが、先週、122万7,990ユーロ(約1億4,700万円)に達したところで終了した。45カ国から570人の出資者が集まり、1人当たり平均で約26万円を出資したことになる。これは、同社が発表した車両価格の約10%に当たる。

出資者が特定の人数を超えた場合、スウェーデンの法律は株式公開を義務付けており、それに該当するUnitiは、同社が開発したEVについて「現代の自動車で最も考え抜かれた再発明」と自信満々にコメントしている。また、世界規模の計画を説明した6分間の概要ビデオをYouTubeに投稿し、「上質で持続可能な材料」(詳細は何であれ)でクルマを製作すると説明。さらに重要なのは、スタートアップの同社が最初のターゲットとしているのは、「西ヨーロッパの高所得な都会のミレニアル世代」で、その人数は約3,000万人を超えるという点だ。Unitiは、ルノーの「トゥイジー」や「ZOE」、日産「リーフ」BMW「i3」など既に評価を得ているEVに挑むという。

スウェーデンのルンド大学や同大学に設置されているMAX-labから研究面で支援を受けるUnitiは、2020年末までに発売を計画しており、現時点で法的拘束力のないプレオーダーを140台以上も受注済みであるという。さらに特筆すべきは、このEVに自動運転機能が搭載されていることと、従来のクルマよりもよりもエレクトロニクス機器に近いとUnitiが発言していることだ。というわけで、このEVはオンラインで販売され、宅配サービスを使って自宅に届けられることになるという。




By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー