米国で日産「GT-R」2017年モデルを買うと、サーキットで無料ドライビング講習が受けられる!
米国日産は、今年11月14日から2017年3月31日までに「GT-R」の2017年モデルを購入した顧客に対し、特典としてバージニア・インターナショナル・レースウェイ(VIR)で行われるドライビング・レッスンを無料で提供すると発表した。

日産によると、およそ2,000ドル(約22万6,000円)相当とされるこのレッスンは、ベース・グレードを含む全てのGT-Rを購入した顧客が無料で受講できる。さらに同車の2016年モデルでは1万2,900ドル(約146万円)のオプションだったチタン合金製マフラー(電子制御バルブ付)を採用するエキゾースト・システムが、2017年モデルでは標準装備となったことを考慮すれば、販売価格が8,000ドル(約91万円)上がったことも容易に納得できるだろう。

このレッスンの2,000ドルという料金には、VIRの5つのコースを使用するテクニカル・トレーニングが含まれている。ただし、購入したGT-Rがブレークイン(慣らし)を終えていることが参加の条件だ。日産によれば、同車を購入したオーナーには講習の予約方法など次のステップが案内されるという。また、このプログラムに参加している間も車両の保証が有効であるということは重要なポイントだ。

日産の特典は、フォード「フォーカス」購入者向けの「RSアドレナリン・アカデミー」や、フィアット「124スパイダー アバート」の購入者が受けられる「ボブ・ボンデュラント・スクール・オブ・ハイパフォーマンス・ドライビング」とは異なり、参加者は自身が購入したクルマを使用する。11万1,000~17万6,000ドル(約1,260万~1,990万円)もする自分のクルマをトラックで走らせるのと、フォードの4万ドル(約453万円)のハッチバックやフィアットの3万ドル(約340万円)のコンバーチブルを使うのとでは大きな差がある。ただし、他社と同じく、現地までの交通費や、宿泊・食事などは自己負担となっている。自分のクルマで講習を受けるため、多くの参加者は自分が所有するGT-Rを運転してVIRへ行くことになるだろう。

このVIRでの講習を、NISMOシリーズのクルマ購入者にも対象を広げないのか、我々はその可能性を米国日産に問い合わせたところ、同社広報担当のダン・パッセ氏によれば「現時点ではGT-R購入者に限定」とのこと。「370Z(日本名:フェアレディZ)」や「ジューク」、「セントラ(日本の「シルフィ」の兄弟車)」のNISMOバージョン・オーナーには残念なお知らせとなってしまった。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー