マクラーレン、「570S」に5タイプの「デザイン・エディション」を設定
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マクラーレンが、「570S」に5つの「デザイン・エディション」モデルを設定した。ベース価格に8,500ポンド(約120万円)の上乗せとなるが、スタイリングやデザインに関してはきっと満足のいくパッケージになるはずだ。マクラーレンによると、それぞれのデザイン・エディションは、同社のデザイナーがカラーやインテリア、ホイール、その他の細かな部分まで「あらゆるデザイン要素が完璧な調和を実現するように」選び抜き、「経済的に納得のいく」パッケージに仕立てたという。2,500万円を超えるスーパーカーに120万円を追加して「経済的に納得のいく」という表現を笑うのを止めて、とりあえず読み進めてほしい。マクラーレンの主張が正しい理由をご説明しよう。

上の画像にある赤く美しい「デザイン・エディション1」は、バーミリオン・レッドのボディ・カラーにダイヤモンドカットの5スポーク合金製ホイール、ブラック(マクラーレンのネーミングにこだわるなら、"ステルス")仕様のエキゾースト、レッドのブレーキ・キャリパーを組み合わせ、インテリアはカーボン・ブラックのアルカンタラとエイペックス・レッドのナッパ・レザーを使用したシート、ジェット・ブラックのナッパ・レザーによるダッシュボード下部、これにコントラストを利かせたグレーのステッチ、2色のレザーが巻かれたステアリング・ホイール、マクラーレンのロゴが刻印されたレザー仕上げのシルという仕様になっている。マクラーレンによれば、同様のカスタムを施した570Sを手に入れようと思ったら、顧客はそれぞれのオプションを1つずつ選択しなくてはならず、そうすると合計額はこのデザイン・エディションの価格をはるかに上回ってしまうそうだ。



つまり、言い換えれば、5つのデザイン・エディションは"お得なパッケージ"とも考えられる。様々なオプションをまとめて低価格でデザイン変更できるというわけだ。マクラーレンはこのデザイン・エディションを限定仕様あるいは特別仕様とは指定していない。ということは、同社にもある程度の経済的なメリットはあるはずだ。1台のモデルに幅広いパッケージの選択肢を設けることは、各顧客の新車をそれぞれ注文に応じてカスタムするよりも安く済むからだ。

残り4つのデザイン・エディションには、オニキス・ブラック、ストーム・グレー、ヴェンチュラ・オレンジ、シリカ・ホワイトのボディ・カラーとそれぞれ合わせた内外装が設定されている。これをベースに顧客はさらにカーボン・ファイバーのオプションを追加することも可能だ。現在、2017年初頭生産分より注文を受け付けているという。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー