ボルボ、オーナーが洗車や給油を発注できる「ボルボ・コンシェルジュ・サービス」の試験運用を発表
ボルボは、所有するクルマの維持に掛かる面倒な作業からオーナーを解放して楽にさせようと、「ボルボ・コンシェルジュ・サービス」と呼ばれるパイロット・プログラムを実施すると発表した。このサービスを利用すると、オーナーは愛車の給油や洗車、点検をスマートフォンで発注することができるという。

同プログラムはカリフォルニア州サンフランシスコで今月より試験運用が始まり、順調にいけば「XC90」および「S90」のオーナー300人まで対象が拡大される予定だ。サービスはオーナーのスマートフォンアプリを通じて提供され、いずれは現行のテレマティクス・アプリケーション「ボルボ・オンコール」の一部として統合されることになるという。ボルボ・オンコールでは、2012年モデルイヤー以降の車両のオーナーが、スマートフォンやスマートウォッチ、iPadのアプリを通じてガソリンの残量を確認したり、クルマの施錠・開錠を行ったりすることが可能となっている。

このプログラムでは、オーナーがアプリを通じて特定のサービスを発注すると、認定された業者にデジタルキーが送信される。車両へのアクセスを可能にするこのキーは、1回の使用に限り有効で、時間と場所も特定されている。サービスが完了すると、オーナーは車両を引き渡した場所で受け取るか、別の場所に届けてもらうこともできる。ベントレーと最近提携した燃料配達会社Filldが、ボルボのオーナーにも燃料を届ける役割を担うことになりそうだ。

このサービスは、ボルボが単独で思い付いたわけではない。同社の調査によると、消費者の70%は給油サービスを望んでおり、56%は車両を点検に出す作業を誰かに頼みたいと考えているという。



By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー