スバル史上最大サイズの3列シートSUVが、2018年に発売
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富士重工業(以下、スバル)は、小さ過ぎる上に奇妙過ぎる「トライベッカ」の失敗を取り戻すため、現在開催中のLAオートショーで公開した「Viziv-7 Concept(ヴィジヴ7 コンセプト)」とよく似たアメリカン・サイズの3列シートSUVを開発中であるようだ。我々は、今後のスバルについて話を聞くために、スバル オブ アメリカの広報担当マネージャー、ドミニク・インファンテ氏へ取材を行った。

エンジンについては話せないとしつつも(インファンテ氏によると「近いうちビッグニュースが発表される」らしい)、同氏はこのSUVの市販モデルが新型「インプレッサ」で採用された新しい「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」を基に開発されていることを教えてくれた。このプラットフォームは「2025年の衝突テストの基準を満たすために必要以上に頑丈に設計されているので、我々はこれほど大きなサイズのクルマの製作に着手することができたのです」とのことだ。

その登場は近い。インファンテ氏によると、この新型SUVの市販モデルは2018年に発売されるという。

スバルのこれまでのスタイリング・テーマも継承される模様だ。インファンテ氏はトライベッカについて、「とても型にはまったクルマでした。つまり、スバル・ブランドにはあまり適していなかったのです」と語る。他のラインナップとは全く異なるクルマだったので、これは正しい評価と言えるだろう。同社は、Viziv-7の市販モデルではスバル車であることが確実に一目で分かるようにして、同じ問題が起きないよう安全策を取るようだ。「あまりに風変わりだったり、可愛らしいクルマになることはありません。ワイルドで頑丈そうなクルマになるでしょう。スバルのDNAを引き継いでいますよ」とインファンテ氏は語った。

また、この新型車では、トライベッカに見られた他の問題も解決を図ることになるだろう。それは3列目が狭かったということだ。インファンテ氏は、Viziv-7の後部座席には大人も乗れると断言したが、このコンセプトカーには内装がなかったので、見ただけではそれは確認できなかった。とにかく、市販モデルの発表を待つしかないようだ。ただし、"大人"とは具体的にどの程度の体格を意味しているのか、彼が言及しなかったことは留意すべきだろう。同氏はまた、この新型SUVでは、スバルがこれまでやったことのない座席と荷室のアレンジが可能になると明言した(同社がこれまで作ったクルマで適切な3列シートがあるのはトライベッカだけである)。

2018年にこの市販モデルが発売されるのであれば、その量産バージョンにかなり近いコンセプトカーが2017年に公開されることは間違いない。楽しみに待つことにしよう。


By Alex Kierstein
翻訳:日本映像翻訳アカデミー