日産、新型「セントラ NISMO」をLAオートショーで公開
Related Gallery:2017 Nissan Sentra Nismo: LA 2016

快活で手頃な価格のセダンが次々に登場する中、日産は「セントラ」(日本で販売されている「シルフィ」の兄弟車)のラインを「NISMO」モデルで強化したいと考えているようだ。北米日産は、新型「セントラ NISMO」をLAオートショーで公開し、その概要を発表した。エンジンは「セントラ SRターボ」と同型の1.6リッター直列4気筒ターボで、最高出力188hpと最大トルク24.5kgmを発生する。トランスミッションは6速マニュアルまたは専用チューニングが施されたエクストロニックCVTが組み合わされる。

セントラ NISMOがセントラ SRと異なるのは、内外装と足回りだ。例えばエクステリアは、NISMOブランドを象徴する「レイヤード・ダブル・ウィング」デザインがフロントフェイスの下部、サイドスカート、リアスポイラー、そして改良されたリアエンドに採用され、赤のアクセントが入るボディのカラーは、ブリリアントシルバー、スーパーブラック、アスペンホワイト、ガンメタリックの4色から選ぶことができる。NISMO専用の18インチ・アルミ合金ホイールが、このセダンを一段とスポーティかつアグレッシブに見せている。


Related Gallery:2017 Nissan Sentra Nismo

NISMO専用チューニングを施されたサスペンションは、モノチューブリアダンパーと、改良を施したフロントストラットおよびスプリングの採用により、優れたパフォーマンスを発揮するという。車高は10mm低められ、18インチ・ホイールにはオールシーズン対応のミシュラン製「パイロットスポーツ」タイヤが装着されるが、ディーラーオプションでブリヂストン製サマータイヤ「POTENZA RE-71R」を選ぶこともできる。つまりセントラ NISMOは、サーキット走行に対応したハイグリップ・タイヤも履きこなせるのだ。SRターボと同様に、フロントは11.7インチのベンチレーテッドディスクブレーキ、リアが11.5インチのソリッドディスクブレーキで制動力も強化されている。

電動式パワーステアリング(EPS)システムもSRターボと同じく、低速走行時はより軽く、高速走行やワインディングロードでは確かなフィードバックが得られるように設定されているという。我々がSRターボに試乗した時は、鈍くて軽いステアリングが気に入らなかったが、セントラ NISMOにはチューニングによって「NISMOらしさ」が与えられているそうだ。



インテリアも、専用の本革/アルカンターラ巻ステアリング、専用刺繍が施されたカーペット、赤い文字盤のタコメーターなど、NISMOらしさが随所に見られる。なお、内装色は赤をアクセントとしたチャコールのみとなっている。唯一のオプションである「NISMOプレミアムパッケージ」では、8スピーカーのボーズ製「プレミアム・オーディオ」システム、日産の音声認識システム、「NissanConnect」ナビゲーションシステム(スマートフォン連携機能付き)が追加される。価格はまだ発表されていないが、ベース価格はおそらく2万5,000ドル(約274万円)以下で、SRターボより3,000ドル(約33万円)ほど高くなると予想される。新型セントラ NISMOは来年初めに米国で発売される予定だ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー