マクラーレンが、3シーターの「マクラーレン F1」後継車を開発中!
かつて3シーターのスーパーカーで我々の心を掴んだマクラーレンが、その伝説的な「マクラーレン F1」の精神を受け継ぐ、コードネーム「BP23」と呼ばれる新型スーパーカーの開発計画を明らかにした。F1と同じく、生産台数はわずか106台限定で、すでに予約で完売しているという。シートのレイアウトもF1同様、中央に運転席を備えた3人乗りになるそうだ。

BP23とは「Bispoke Project 2」と3シーターを組み合わせたものの略だとか。マクラーレンは車名の付け方があまり上手いとは言えないから、正式な名称もあまり期待できない。ただ分かっているのは、このクルマが素晴らしいものになるだろうということだ。ちなみにBispoke Project 1は、2012年にワンオフで製作された「X-1」のことである。

BP23は長距離旅行向けに設計されているので、マクラーレンは同車を"ハイパーGT"と呼んでいる。パワートレインはハイブリッドで「マクラーレン車のなかでも屈指のパワー」になるとのこと。おそらく最高出力は「マクラーレン P1」の合計出力903hpを超えると思われる。

開発は同社の特別製作部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が担当し、未来のオーナーはMSOと打ち合わせながら、1台ずつ装備やカラー、装飾などの仕様を決定していく。さらにこのクルマでは、全てのスイッチギアがビスポークということで、個々の車両に合わせて意匠を凝らしたものに手作りされるという。

このBP23も、他のマクラーレンの全モデルと同様に跳ね上げ式のディヘドラル・ドアが採用されるが、今回はさらに工夫が凝らされているようだ。開閉は同社初の電動式で、フォード「GT40」のようにルーフまで展開するという。ボディはもちろんカーボンファイバー製だ。

価格は未発表だが、「マクラーレン史上最も豪華なモデル」というから、日本円で億単位になることは間違いない。とはいえ、いくらになろうとも、MSOと購入の契約を交わしていない我々にとっては関係ないことだが。


By Michael Austin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー