ホンダ、新型「シビック Si」のプロトタイプを初公開!(ビデオ付)
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今度は北米にも最高にホットなホンダ「シビック TYPE R」がやってくることになっている。とはいえ、これまで「シビック」のスポーツ・タイプを担ってきた「Si」が抹消されるわけではない。むしろ「シビック Si」が戻ってくるのだ。今月15日、LAオートショーのプレビュー・イベントに、歴代Siを超えるこのクーペのプロトタイプ・モデルが登場した。ホンダの米国法人、アメリカンホンダで上級副社長兼統括マネージャーを務めるジェフ・コンラッド氏は「これまで我々が顧客に提供してきた中で最も速く、ハンドリングも優れたSiです」と述べている。

それを実現するため、ホンダはSiにデュアルVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)を備えた1.5リッター直列4気筒直噴DOHCターボ・エンジンを搭載。最高出力は発表されなかったが、コンラッド氏の発言を考慮すると、205hp(先代Siの最高出力)~306hp(先代TYPE Rの最高出力)ほどと見込めるだろう。このパワーがショートストロークの6速MTとLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)を介して前輪に伝達される。さらにアクティブステアリングやアクティブダンパー、19インチの高性能タイヤを装備し、運動性能がさらに強化されているという。


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ホンダは、TYPE Rほど極端ではないが、Siの外観もパフォーマンスに見合ったものに仕立てた。全幅は標準のシビック クーペと同じだが、「シビック ハッチバック」と同様のフロントバンパーやブラックのグリルを備え、センターに多角形型エキゾーストパイプフィニッシャーが収まるリアバンパーは専用デザインとなっている。また、フロントバンパーにはスプリッター、テールにはウィングが装着されている。もちろん、ボディの前後には赤い「Si」のバッジが付く。




インテリアは黒を基調にバランス良く赤の挿し色が効いたスポーティな雰囲気で、フロアマットやステッチ、インストゥルメント・パネル、インフォテインメント・システムは全てその配色となっている。Si専用シートのバックレストにはSiの文字を刺繍。ドライバーが操作するボール型シフトノブやペダルは、どちらもアルミニウム製だ。シフターの横には「スポーツ」ボタンがあり、足回りやステアリングの反応が鋭くなるようだ。ホンダは、このプロトタイプのインテリアについて、最終的な生産モデルを「ほぼ完璧にプレビュー」していると語っている。

今回公開されたSiはクーペ・バージョンだが、ホンダはさらなる実用性を必要とする人のために、セダン・バージョンも発売する予定だという。今のところハッチバック・バージョンについては言及されていない。2017年発売予定とのことだが、価格については一切明らかにされなかった。しかし、1つだけ確かなのは、TYPE RとSiという、本当にホットなシビックが間もなくやってくるということだ。



By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー