フォルクスワーゲン、GTIの遺伝子を受け継ぐコンセプト・モデル「パサート GT」を発表
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フォルクスワーゲン(VW)が「パサート」のスポーツ・トリム誕生を予感させるコンセプト・モデル「パサート GT」を作り上げた。このクルマはどことなく同社のホットハッチ「ゴルフ GTI」を彷彿とさせるデザインで、赤いラインで囲まれたフロント・グリルにハニカム状のロア・グリル、左右にフィンの付いたアグレッシブなバンパー、LEDヘッドライト、スモーク・テールランプが採用されている。車高は0.6インチ(約152mm)低められ、19インチの「トルネード」ホイールと赤いブレーキ・キャリパーを装着。ウィンドウ周りやルーフ、トランク・スポイラーは黒塗りで、台形のエキゾーストパイプから抜けるサウンドはスポーツ・モデルに相応しいようチューンされているという。

ドアとダッシュボードにカーボンファイバーのパネルが貼られたインテリアには、黒とグレーを配したスポーツ・シートを装備。センターコンソールはピアノ・ブラックで仕上げられている。標準モデルのセダンからデザインを変更した点は実に20カ所以上にもなるというが、一方で280hpを発揮する3.6リッター「VR6」エンジンと6速デュアルクラッチ式「DSG」トランスミッションは、現在販売されている米国仕様パサートと同じものを搭載している。



今週末より開催のLAオートショーで披露されるこのパサート GT コンセプトは、米国の顧客やディーラーからのフィードバックを受け、VWの北米エンジニア・チームが製作したとのこと。同社によれば、このコンセプトは米国市場における同社の新たな方向性を象徴しているそうだ。この動きは先月末に発表された新型SUV「アトラス」でもはっきりと示されていた。

VWの北米拠点でチーフ・エンジニア・オフィサーを務めるマティアス・アーブ氏は「我々には世界中の技術資源と独自の視点、そして米国の優秀なスタッフたちの力を結集し、北米のクルマの未来像を作り上げる権利と責任がある」と述べている。


By Greg Migliore
翻訳:日本映像翻訳アカデミー