シボレー、「スパーク」のクロスオーバー仕様「スパーク アクティブ」を発表
年末商戦の幕開けとなるブラック・フライデー(11月の第4木曜日)にはクロスオーバー車が大型テレビのように売れていくことを考えると、各メーカーがすべてのセグメントでクロスオーバー車を売ろうとするのも納得だ。シボレーは、この2017年型「スパーク アクティブ」を投入し、クロスオーバーのラインアップを最も小型のセグメントにまで拡げようとしている。

このスパーク アクティブは、フォルクスワーゲン(VW)の「ビートル デューン」やアウディの「A4 オールロード クワトロ」と同様の手法で仕立てられたクロスオーバー車だ。つまり、小型ハッチバック「スパーク」に、ブラックの樹脂製ホイールアーチを装着し、前後バンパーとサイドスカートにシルバーのアンダーガード風デザインを施した上で、最低地上高を0.4インチ(約10mm)ほど引き上げる。さらに丸型フォグランプやルーフレール、そして専用のグリルと15インチ・ホイールを装着して"変身"の完了だ。

The 2017 Chevrolet Spark ACTIV is a sportier take on the brand’s versatile, connected mini-car, featuring trail-inspired accents and upscale features that complement its urban-chic design. It will be available for sale in the first quarter of 2017.

また、オーナーを満足させるべく、レザー巻きのステアリングホイールや人工皮革を用いたフロントのヒーテッドシート、クルーズコントロールも装備。この他にも、スパークの標準装備であるエアコンや「Apple CarPlay」と「Android Auto」両対応のシボレー「MyLink」インフォテイメント・システム、3ヶ月間無料のサテライトラジオや4G LTEのホットスポット機能、OnStarのテレマティクス・サービスなどが付く。この全てを含めた価格が、MTなら1万6,945ドル(約185万円)、CVTでは1万8,045ドル(約197万円)からとなっている。

この価格設定は、1万3,535ドル(約148万円)で売られている2016年型のエントリー・モデルと比べるとかなり割高に感じるが、今回のアクティブはスパークの「2LT」グレードと共通の装備が多いので、価格も2LTモデルと比較するのが筋だろう。2LTのMTは1万7,060ドル(約186万円)、CVTは1万8,160ドル(約198万円)と、価格の点ではスパーク アクティブが若干優位に立つ。しかし、燃費の点では2LTが優れており、2LTのCVTが市街地31mpg(約13.2km/L)、高速道路41mpg(約17.4km/L)なのに対し、スパーク アクティブのCVTは、市街地30mpg(約12.8km/L)、高速道路37mpg(約15.7km/L)だ。こうなると、どちらが好ましいかは、スタイルを選ぶか燃費を選ぶかによるだろう。スパーク アクティブはLAオートショーで展示された後、2017年の第1四半期にはディーラーに並ぶとのことなので、購入を希望する方は、それまでに前述の点を考慮して心を決めておこう。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー