ワークホース社が、レンジエクステンダーを搭載する電動ピックアップ・トラックのレンダリング画像を公開
Related Gallery:Workhorse W-15 Electric Pickup Truck

商用車の電動ドライブトレインを専門とするワークホース・グループが、レンジエクステンダーを搭載する新型電動ピックアップトラックを開発中であると発表し、そのレンダリング画像を公開した。2018年から事業者向けにフリート販売を計画しているという。

このワークホース「W-15」は、同社の「E-Gen」電動システムを搭載する。これは同社のミディアムデューティー配送トラック(ステップバン)にも使われているもので、パナソニック18650リチウムイオン・バッテリーを使用し、発電用のガソリン・エンジンも備えている。シャシーには電気モーターが前後のアクスルにそれぞれ1基ずつ搭載され、トラックとしての使用に耐えうる4輪駆動となっている。このバッテリーをフル充電した際の航続距離は80マイル(約129km)とされており、バッテリーを消耗すると発電用のエンジンが始動して充電が始まり、モーターに電力を供給する。これで航続距離は310マイル(約499km)に伸び、その際の燃費は街中で32mpg(約13.6km/L)と発表されている。

ワークホース社は、「W-15がOEM製造による初のプラグイン・ハイブリッド・エレクトリック・ピックアップトラック」であると謳っている。EVトラックと言えば、2010年にヴィア・モーターズが発表したレンジエクステンダー搭載のものがあるのだが、これはシボレーの車体を使用していた。

5人乗り(前列2席・後列3席)の車内は、バッテリーパックからの電気を直接供給する低電圧の差込口を装備する。外観はフォード「F-150」の未来的なフォルムに似ており、なかなか悪くない。また、車体の前部には30インチ(約76.2cm)のクラッシャブルゾーンが設けられており、さらに自動ブレーキや車線逸脱防止など運転支援機能も装備するなど、W-15は安全性に優れたトラックであるとメーカーは自負している。

ワークホース社によれば、すでに「法的拘束力を持たない関心表明書を米国電力大手デューク・エナジー社と米国フロリダ州オーランド市」から受け取っているという。電動ピックアップトラックは一般消費者の間でもヒット商品になると思われるが、同社は個人向けの販売計画を今のところ明らかにしていない。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー