2016 EICMA KTM
EICMAでKTMはDUKEシリーズをアップデートしてきた。DUKEシリーズは、KTMにしては角が取れてた大人しいデザインになってしまっていたな...。と思っていたが、EICMAで発表した新DUKEたちは、KTM本来の尖ったデザイン、KTMのデザインを担当するKISUKAデザインらしい前衛的なスタイルが帰ってきたのだ。

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■390 DUKE
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大幅なモデルチェンジを果たしたミドルレンジの「390 DUKE」。兄貴分の「1290 SUPER DUKE R」同様のシュラウドのようなカウルを纏うなどかなりのイメージチェンジを果たした。

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LEDのヘッドライド、ライドバイ・ワイヤ搭載、フルカラーTFT液晶、WPの43mmフロントフォーク、320mmのフロントディスクブレーキ。さらに、リアサブフレームはダイレクトにフレームにボルトマウントするといった変更点が加えられ、普通二輪免許で乗ることの出来るレンジとしてはかなり豪華なスペックとなっている。"THE CORNER ROCKET"と称されるように、その軽量でコンパクトなシャーシーにより軽やかにコーナリングが楽しめるマシンとして生まれ変わったのだ。

■125 DUKE
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「125DUKE」も「390DUKE」と同様のデザインに変更。フルカラーのTFT液晶ディスプレイや、LEDヘッドライト、WP製フロントフォークといった装備もパワーアップしている。

■250 DUKE
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さらに「250 DUKE」もデザインが変更されている。

■1290 SUPER DUKE R
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"THE BEAST 2.0"と称される「1290 SUPER DUKE R」が刷新され2.0にパワーアップした。新しいLEDヘッドライトが採用され、シリンダーヘッドとインテークが見直されて177hp(130Kw)を発揮するとのこと。その他スモールDUKE同様のフルカラーTFT液晶、クルーズコントロール。オプションではクイックシフターやアンチウィリーオフといったマッピング機能も搭載可能だ。

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そして、上のようなカスタマイズも提案されている。KTMの純正パーツで組めるのか今のところまだ詳細は明らかでは無いが、他には無いデザインで我が道を行く...。それこそ"RADY TO RACR"を謳うKTMならではの姿なのだ。

■790 DUKE PROTOTYPE
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そして、125、250、390、690、1290DUKEの次は...ということで、THE SCALPEL モデルとして、プロトタイプの「790 DUKE」を発表。エンジンは完全なる新設計のインラインツインエンジン。ん?インライン?パラツイン!!! 今までのDUKEシリーズに搭載されていたのは、690DUKEまでが「LC4」と呼ばれるシングルエンジン、SUPER DUKEといった大排気量が「LC8」と呼ばれるVツイン。1000cc以下のモデルにツインエンジンを搭載し、さらにVじゃなく並列と今までと全く違うモデルの登場となる。エンジン名「LC8c」。ちっちゃい「c」が付いている。この「c」はコンパクトの「c」とのこと。

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印象的なのはかち上がったテールにスマートに一体化している、センターアップマフラー。このままで登場したら買ってしまうかも...なんて声もちらほら聞こえてくるほど、かっこよくて新しい! これは市販車の登場が楽しみでたまらない。来年の発表を期待したい!

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さらに、今週末行われているMotoGPのバレンシアラウンドにて、2017年度から最高峰のMotoGPクラスに参戦を決めているKTMがワイルドカードにて出場している。もちろんEICMAのKTMブースに展示され、多くの人の興味を誘っていた。予選までを見ているとまだまだセッティングを積めている段階でタイムは出していないが、トップタイムの2秒落ちまで縮めてきている。予選は20番手からスタート。

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マシンは「RC16」。KTM初の4気筒エンジン、クロモリのトレリスフレームというKTMのアイデンティティを貫いたマシンはどこまで戦い抜くことができるのか? moto3クラスでは今シーズンチャンピオンを獲得し、来年度からはMotoGpクラスに加えてMoto2クラスにも参戦と、3クラスに参戦することとなる。オフロードの世界を制したKTMが次はロードの世界も制する。そんな時代が来るのかもしれない。

■KTM公式サイト
http://www.ktm-japan.co.jp/