Googleの自動車向けアプリ「Android Auto」がアップデート! スマートフォン単体でも使用可能に
Googleの「Android Auto」は、ライバルのApple「CarPlay」と同様に、車載インフォテインメント・システムの酷いデザインから我々を解放するために開発された。そのインターフェイスは、分かりやすくて使いやすく、様々なメーカーの車載システムと互換性がある。しかしこの"互換性"に関して言うと、新しいクルマや値の張るアフターマーケットのヘッドユニットを所有していない多くのユーザーは、このアプリを車内で使うことができなかった。しかし、もうそんな状況にはおさらばだ。Googleは、Android Autoの機能をスマートフォンの画面に表示できるように、Android Autoにアップデートを施した。つまり、スマートフォン単体でAndroid Autoを使えるようになったのだ。

この最新版のバージョン2.0は、Android 5.0以上のスマートフォンで使用可能だ。今回のアップデートにより、ユーザーは車載インフォテインメント・システムの画面ではなく、スマートフォンの画面上でAndroid Autoを操作できるようになる。簡単に言い換えると、Android 5.0以上を搭載したスマートフォンさえあれば、車種も年式も関係なく、どんなクルマに乗っていてもAndroid Autoを使用できるということだ。さらに素晴らしいのは、車載システムがBluethoothに対応していれば、乗車するとそれを検知して自動的に接続され、アプリが起動するようになったのだ。

Android Autoの最も便利な点は、毎日使っているアプリと連携していることだ。つまり、「Googleマップ」や「Googleメッセンジャー」などの豊富に用意されたアプリが、Android Autoを介して操作できる。現時点ではまだ対応していないが、近々「OK Google」でおなじみのボイスコマンドに対応する予定とのことなので、道路から目を逸らさずにアプリを操作できるようにもなるはずだ。

我々、米国版Autoblog編集部は、Andoroid AutoとApple CarPlay、両方の大ファンである。どちらもAutoblogの「テクノロジー・オブ・ザ・イヤー 2016」で最終候補に挙げられていた。受賞したのはAppleの方だったとはいえ、Googleのこのアプリにもとても感銘を受けていたし、Android Autoが発表された時から、今回のようなアップデートに期待を寄せていた。もし、昨年にこのアップデートが行われていたら、「Tech of the Year」は別の手に渡っていたかもしれない。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー