フェラーリのマルキオンネCEO、年間生産台数を1万台に引き上げるため全モデルのハイブリッド化を示唆
Related Gallery:Ferrari LaFerrari: Geneva 2013 Photos

フェラーリのセルジオ・マルキオンネCEOは、2025年までに年間生産台数を1万台に引き上げるため、2019年からフェラーリの全モデルをハイブリッド化することを計画していると、米国の自動車メディア『Automotive News』が報じている

同メディアによると、フェラーリの今年の販売台数は約8,000台で、2019年までに9,000台に増加したいとマルキオンネCEOは考えているという。だが、年間生産台数が1万台を超えると、現在は適用を免れている特定の燃費・排ガス規制(年間1万台以上を販売する自動車メーカーが対象)に、フェラーリも適合する必要が生じてくる。

さらに同メディアは、マルキオンネ氏がハイブリッド車の増産に加え、販売増加を狙って、より幅広い顧客層にアピールするフェラーリ車の生産に興味を示しているとも伝えている。最近ラインアップに追加されたV型8気筒ツインターボ・エンジン搭載の 「GTC4ルッソ T」がその例だ。このモデルは同じボディにV型12気筒エンジンを搭載する「GTC4ルッソ」より使い勝手がよく、価格も安く設定されている。だが、フェラーリにとってパフォーマンスが最優先事項であることに変わりはない。マルキオンネ氏は、ハイブリッド・パワートレインを「パフォーマンス向上の手段」と捉えていると、同メディアに語っている。

マルキオンネ氏がCEOに就任して以来、フェラーリの年間生産台数を1万台規模に増加させると口にしたのは今回が初めてというわけではない。2014年に同氏は、これから2018年にかけてフェラーリは毎年ニュー・モデルを投入すると話し、現在(2014年)は「意図的に」7,000台に限定している生産台数を、将来的には1万台まで増産することも有り得ると語ったことがある。そして昨年には、2019年までに年間9,000台程度まで増やす計画を明らかにしている。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー