テスラが「モデルS」「モデルX」の「P90D」を廃止 オプションに新設計のガラスルーフが登場
テスラが、間もなく自社の電気自動車(EV)ラインアップに控え目な変更を施すようだ。EV関連の情報サイト『Electrek』が伝えるところによると、最も特筆すべき変更点は、これまで「モデルS」と「モデルX」に設定されていた「P90D」が廃止され、高性能仕様は「P100D」のみとなることだ。

テスラは今年初め頃より、85kWhのバッテリーパックを搭載するパフォーマンス・モデルの「P85D」を、90kWhにアップグレードした「P90D」に切り替えてきた。それが今度は、今年8月に登場した100kWhバッテリーの「P100D」に絞られるというわけだ。加速性能より航続距離に重点を置いた「90D」の方も、遠からず「100D」と呼ばれるモデルに置き換えられることが予想される。

また、『Electrek』によればその他の変更点として、モデルSのオプションに新設計のガラスルーフが選択可能になるという。価格は旧式サンルーフと同額の1,500ドル(約15万8,000円)だそうだ。先日にもイーロン・マスクCEOは、この新たなガラスルーフの開発に向けてガラス技術を専門にした新部門を立ち上げたと述べている。詳細についてまだ多くは分かっていないが、「モデル3」のプロトタイプに装備されていた巨大なガラスルーフと似たものになると思われる。『Electrek』では、現在2,000ドル(約21万円)の価格で選択できるパノラミックサンルーフと同等の性能(テスラによると紫外線を98%カット、熱を81%遮断)になると予測している。

現在、P100DであればモデルS、モデルXとも、「ルーディクラス(馬鹿げた)」モードが標準装備となっている。つまり、1,480万円(モデルS)を支払えば、誰もが最高にスリリングな0-100km/h加速2秒台の世界を体感できるということだ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー