【ビデオ】MINIが片輪走行でニュルブルクリンクを1周!
今回ご紹介する動画の長さは45分。恐らく全編を見る人はいないだろう。これは中国人ドライバーがMINIクーパーを操り、片輪走行でニュルブルクリンクのノルドシュライフェ(北コース)を1周するという、ビジュアル的には最も地味だがニュルブルクリンクの記録としては最も印象に残る映像だ。普段は200km/hを超える速度で多くのスポーツカーやレーシングカーが駆け抜ける全長20.832kmコースを、MINIは平均速度28km/hで走り切ったという。

コース上には複数のサポートカーを確認できる。そのうちの数台がいくつかの地点でMINIを追い抜く様子は、この走行がいかに特殊であるかを際立たせている。後方を走っていたメルセデスのバンなどは1度止まり、再びMINIの後ろを走っている。これは忍耐のいる走行以外の何物でもない。今回の功績は当然ながら左側のタイヤだけを使い、かなり傾いた状態のままバランスを取り続けた熟練ドライバーの賜物だ。それも45分間にもわたってだ。この車両には、溶接されたディファレンシャルギアやフォークリフトのようなノーパンク・タイヤなど、ステアリングや特殊な走行を支える特別な用意が施されている。



現地でのんびりとしたこのチャレンジを目撃したデール・ロマスが、ニュルブルクリンクのファンサイト『Bridge to Gantry』で詳細を伝えている。そこには、クルマに施された改良や場所を移動しながら走行するクルマを見守った様子が書かれている。また、ドライバーのハン・ユエ氏はMINIを操るベテランで、最短車間距離での縦列駐車バックによる最短車間距離での縦列駐車との混同に注意)とユエ氏が片輪走行するMINIクーパーの周りをBMW「M4」が1分間に10回ドーナツターンを成功させるという2つのギネス記録を保持している。今回の記録挑戦に際し、車両にはレッドブルの大きなデカールが貼られていた。きっと授けられた翼の効果があったにちがいない。




By David Gluckman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー