【ビデオ】新品ボディと現代的な装備で再生産される1966年型「シェルビー GT350」!
Related Gallery:Revology 1966 Shelby GT350 Reproduction SEMA 2016

クラシックカーは手が掛かる。壊れやすく、信頼できない上に、修理費も高くつく。従って、今年のSEMAショーに出展された「シェルビー GT350」のようなクルマを買うのが賢い消費者と言えるだろう。Revology Cars社が"再生産"したこの1966年型のクルマは、フォードのクラシカルなファストバックの見た目に、最新のパワートレイン、サスペンション、ブレーキ、車内設備を搭載しているのだ。

Revologyが手掛けたシェルビー GT350は、フォードの認証を受けた新品のスチール製ボディを用いて製作されるため、外観はそっくり当時のままだ。ウィルウッド社製の大型ブレーキ、5本スポークの17インチ・ホイール、ブリヂストン製ポテンザ「S-04」タイヤに気付くまでは、そう思うことだろう。これらが外観からこのクルマの素性を明かす主な装備だが、キャビン内部にはより大きな"裏切り"が見て取れる。例えば、LED照明付き計器パネルに組み込まれた9,000rpmのタコメーター。その右側には、4,895ドル(約50万円)で装備可能なパイオニア製インフォテインメント/ナビゲーション・システムがある。さらにアルカンターラが張られたヘッドライニング(標準仕様)を見れば、このクルマが1960年代半ばに作られた製品でないことは明確だ。エアコンはもちろん、パワー・ウィンドウとパワー・ドアロックも装備されている。

パワートレインは定番のフォード製5.0リッター「コヨーテ」V型8気筒DOHCエンジンに、トレマック社製6速MTとフォード製9インチのリアエンドを組み合わせている。イートン社製リミテッド・スリップ・ディファレンシャルは無駄なくパワーを路面に伝え、フロントの不等長コントロール・アームとリアの3リンク式サスペンションが、ウインブルドン・ホワイトにペイントされたシェルビー GT350をしっかりと支える。

このRevologyによって製作されたシェルビー・マスタングの価格は18万7,500ドル(約1,960万円)から。650ドル(約6万8,000円)追加すれば、当時レンタカーとして生産された希少な「GT350H」にアップグレードすることも可能だ。5.0リッターV型8気筒エンジンと6速MTのペアリングの他に、4速ATバージョンもオーダーできるが、4,500ドル(約46万円)増しとなるこの2ペダル・モデルを選ぶ必要はないだろう。さらに日本で乗るなら、1万500ドル(約110万円)を余分に支払えば右ハンドル仕様も製作してくれるという。

他にも5,425ドル(約57万円)のコンペティションプレップ・パッケージ(4点留めロールバー、安全燃料タンク、消火器が含まれる)や、425ドル(約4万4,000円)のLEDヘッドランプ・アップグレード、3,125ドル(約33万円)の調整式ショックアブソーバーといったオプションが用意されている。気になった方は公式サイトもご覧いただきたい。



By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー