首に掛けて耳に挟めばOK!? グッドデザイン賞を受賞した安全運転支援デバイスとは!?
東京ミッドタウンで開催された2016年度グッドデザイン賞受賞展では、一目ではどのような目的のグッズかわからないようなハイテク機器も出展されていた。この富士通と富士デザインが開発した「FEELythm」もその一つだ。

使い方は、首にかけて、耳にクリップを挟むという至ってシンプルなもの。装着することで、耳たぶから精度の高い脈波を検出できるということだ。


そして、この機器を装着するメリットは、独自のアルゴリズムにより、脈波を分析し、眠気を感知してくれるということだ。

ドライバーによって眠気の判定状況は変わるということで、自動キャリブレーション機能により、ユニットが自動学習して、ドライバー個人の眠気判定基準を自動的に調整してくれる機能も備えている。

もちろんそれだけでは終わらず、眠気を検知した際は、肩にかけたユニットから振動や音声メッセージでドライバーに通知してくれるのだ。

基本的には、仕事で車を使う事業者が、運行管理の一環として使用することが想定されており、専用の車載器やスマートフォンなどと連携し、運行履歴などを蓄積したり、運行管理者がリアルタイムに運転状況を把握することができる。

なお、審査委員の評価は以下のとおり。

"耳たぶからの安定したセンシングによる眠気検知を行うウェアラブルセンサー。運送業界の競争激化に伴う運転者の過労が問題になる中で、適切な運行マネジメントが求められている。本製品は、運転者に通知し注意喚起するだけでなく、運行管理者がデータを蓄積できることで、適切な運行マネジメントにも繋がることが期待される。接触型であるが、軽く、運転者の負担になりにくい点も評価された。 "

居眠り運転が原因による大型トラックの追突事故などをよく耳にするが、このようなデバイスが普及すれば、夜間走ることが多い長距離トラックなどの事故抑制につながるに違いない。

グッドデザイン賞 公式サイト
https://www.g-mark.org/


ドライバーの安全運転を支援するウェアラブルセンサー FEELythm