米国で販売する主要自動車メーカー12社中9社が、温室効果ガス削減目標をクリア
米国で販売している自動車メーカーは、環境保護庁(EPA)道路交通安全局(NHTSA)の掲げる温室効果ガス(GHG)の排出基準を4年連続で達成した。2015年に製造された新車15万台以上を売り上げた自動車メーカー12社の内9社が、1マイル(約1.6km)あたりのCO2排出量(単位:g/mi グラム/マイル)基準値をクリアし、全社平均で基準値を7g/mi下回ったという。

日産スバル(富士重工業)は目標値の23g/miを下回るという上位の成績を収めたが、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービル)とメルセデス・ベンツ、起亜の3社は目標値をクリアできず、具体的にはFCAが3g/mi、メルセデスは11g/mi、起亜は12g/mi、目標とする削減量に及ばなかった。

2015年、自動車会社は1マイルあたり約267gというCO2排出量の達成が求められていた。これは2012年と比べて20gも少ない数値だ。燃費については前年から0.5%アップで、ガソリン1ガロンにつき24.8マイル(約10.5km/L)に引き揚げられた。

自動車メーカーがEPAとNHTSAの定めるGHG排出基準を達成しただけでなく、メーカー間の削減量の開きが減少していることも朗報だろう。2012年、各社の平均GHG排出量は基準値を11g/mi下回ったが、2014年には過去4年で最高の13g/mi下回るという数値に達した。自動車会社に課せられるGHG排出量の削減目標は年々増加していることから、各社がこの基準を満たすことは今後ますます厳しいものとなることが予想される。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー