ジープ、新旧3台のモデルを融合させた「CJ66」をSEMAショーで公開
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1960年代の型ジープと、その子孫とも言える「ラングラー」の2代目TJ型と3代目JK型を融合させると、一体どんなクルマになるのか? ジープは11月1日から4日まで米国ラスベガスで開催されたSEMAショーに、それを実現したコンセプト・モデル「CJ66」を出展した。それぞれのモデルのパーツをつぎはぎしたフランケンシュタインのようなマシンだが、長い間ジープの奥底で眠っていた空想のモデルを表現したとも言える。


CJ66はいくつかのモデルからパーツを集めて製作された。ボディは1966年式CJ型ジープのもので、名称の由来にもなっている。これに修正を施して、TJ型ラングラーのシャシーに載せた。バンパーやライトなど、外装の部品はJK型ラングラーから流用し、ボンネットもJK用がベースとなっている。

細部にも多くの魅力的な仕上げが見られる。例えば、フェンダーに装着されたヴィンテージ風のV8バッジや、ドロップダウン式テールゲートに備わるチェーン、ボンネットを留めている特製のラッチなどだ。他のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が出展したコンセプトカーにも見られるように、キャビンにはダッジ「ヴァイパー」のシートが装備されている。このシートには我々も魅了された。

さらに、このカスタム・ボディの内部に装備された本格的なオフロード用ギアにも注目だ。フロント・バンパーにはWARN社製ウインチを装備し、コクピットは頑強な特製ロールケージで守られる。前後のアクスルにデフロックが搭載され、17インチ・ホイールに装着した35インチのオフロード・タイヤは、地形によって空気圧を車内から調整できるインフレーション・システムまで搭載されている。

V8バッジから推測できる通り、ボンネットの下には345キュービック・インチ(5.7リッター)のV型8気筒HEMI(ヘミ)エンジンが搭載されており、最高出力383hpを発揮するという。このエンジン換装には、純正パーツ・ブランド 「MOPAR」 から発売された新しいスワップ・キットが使用された。トランスミッションは6速マニュアルで、これを介し前後の「DANA44」アクスルにパワーを伝える。このCJ66なら、どんな悪路でも走破できそうだ。



By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー