ダッジ、1971年型のボディに最新コンポーネントを組み合わせた「チャレンジャー シェイクダウン」をSEMAで公開(ビデオ付)
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ジープは以前、往年の名車のボディに現代のパーツを組み合わせたモデルを作り上げ、「イースター・ジープ・サファリ」で披露したが、今年のSEMAショーではダッジがそのアイディアを引き継いだ。この「Shakedown(シェイクダウン)」コンセプトの製作は、1971年型「チャレンジャー」の車体からほとんど全ての中身を、エンジンやシャシーも含めて捨て去ることから始まった。その結果、レトロな外観を持つ最新モデルが誕生した。

このシェイクダウン・コンセプトを製作するにあたり、特に込み入った作業を求められたのはシャシーだろう。オリジナルのチャレンジャーはユニボディ構造だが、ダッジはその車体から構造体であるフレーム部分を切り離し、必要に応じてボディを取り外せるワンオフのカスタム・シャシーに載せ替えたのだ。これにローダウンしたサスペンションや、「チャレンジャー SRTヘルキャット」用ブレーキを組み合わせ、6.4リッターV型8気筒「392 ヘミ」エンジンを「ヴァイパー」から拝借した6速マニュアル・トランスミッションと共に搭載した。このクラシックカーに最新のヘミ・エンジンを換装するキットは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のパーツ部門であるモパーから販売されているものを使用したという。ボンネットにはシェイカー・インテークが突出し、カスタムメイドのデュアル・エキゾーストも装着。ダッジによれば、最高出力は485hpだという。



ボディにもかなり手が加えられている。ダッジは45年前のマッスルカーから、ドリップレールやドアハンドル、サイド・ウィンカーを除去し、シンプルでクリーンなスタイルにまとめた。グリルやヘッドライト、テールライトは最新型チャレンジャーからの移植だ。ペイントはマットブラックで仕上げられ、左寄りに"振動"を表したようなストライプが入っている。リアには20インチ、フロントに19インチの「スリングショット」ホイールを履かせ、左右のフロント・フェンダーに赤い「Moper 392」と書かれたデカールが貼られている。これには昔懐かしい「Mopar 360」V8エンジンのラベルと同じフォントが使用された。



インテリアもシャシー同様、大胆にアップグレードされている。フロント・シートとステアリング・ホイールはヴァイパーから流用したもので、後部座席は完全に取り払い2シーターに仕上げられた。ヴァイパー用6速MTにはチャレンジャー SRT ヘルキャットのシフトノブが装着されている。ドア・パネルやダッシュボードにはレザーが張られ、インストゥルメント・パネルとセンターコンソールのグロス・カーボンファイバーがアクセントを添える。この美しい仕上がりを、ぜひ映像と写真でご覧いただきたい。



By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー