【ビデオ】IIHSのピックアップ・トラックを対象としたヘッドライト性能テスト、ホンダ「リッジライン」を除き軒並み低評価
米国IIHS(道路安全保険協会)がピックアップ・トラックのヘッドライト性能に対するテストを実施したところ、対象車のほとんどが並以下の結果となった。「Good(優)」の評価を受けたのはホンダの2017年型「リッジライン」のみだったのだ。

同テストにおける大型ピックアップ・トラックの対象車は以下の通りだ。2016~2017年型GMC「シエラ」、2017年型日産「タイタン」、2016年型「ラム1500」、2016~2017年型シボレー「シルバラード」、2016~2017年型フォード「F-150」、2016~2017年型トヨタ「タンドラ」。シエラは「Acceptable(良)」、タイタンとラム1500が「Marginal(可)」、シルバラード、F-150、タンドラは「Poor(不可)」という結果になった。

IIHSはF-150に対し、大型ピックアップ・トラックの中でも最も残念な結果になったと述べている。ハロゲンヘッドライトでもオプションのLEDヘッドライトでも同様に、テスト走行中、十分な視界を確保できなかったのだ。Goodの評価を得たリッジラインは一般的に中型、あるいは小型トラックとみなされるが、今回のテストでは大型ピックアップ・トラックの部類に選ばれている。

一方、小型ピックアップ・トラックの対象車は、2016年型シボレー「コロラド」、2016年型GMC「キャニオン」、2016年型日産「フロンティア」、2016~2017年型トヨタ「タコマ」だが、残念ながらいずれのヘッドライトもPoorの評価となった。IIHSは、今回の全テスト対象車の中でコロラドが最も劣ると述べている。参考までに伝えておくと、コロラドは標準装備のライトで、車両の前方123フィート(約37m)しか照らせていなかった。ちなみにGoodを獲得したリッジラインのヘッドライトは、358フィート(約109m)先まで照らせたという。

このテストを実施する上で、IIHSは様々な状況におけるヘッドライトの照射距離を測定するために特殊装置を使用している。テストは直線道路とコーナーで実施。自動切替式のハイビームを備えていれば、その点も評価に加えられた。

今回行われたヘッドライトの性能テストはピックアップ・トラックが対象だが、今年3月に中型車7月に小型SUVを対象として同じテストが行われている。来年以降、各自動車メーカーは「トップセーフティピック+」の獲得を目指し、ヘッドライトの性能を改善してくるだろう。ピックアップ・トラックでも夜道を安心して走れるようになることを期待したい。




By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー