【ビデオ】携帯電話に気を取られて玉突き事故を起こしたトラック運転手の車載カメラ映像が公開
ロンドン在住のトラックの運転手が、ロンドン北部の高速道路を運転中に携帯電話を見ていたことが原因で玉突き事故を起こした。彼は8ヶ月の禁固刑に処され、免許停止処分も受けた。

英国のタブロイド紙『Metro』のウェブ版によると、ラズヴァン・ルス容疑者は、2015年3月にロンドン・エッジウェアのM1号線で、ゆっくり進んでいたクルマの列に突っ込み、2人に怪我を負わせ、大規模な玉突き事故を起こしたという。最近になってルス容疑者のトラックに装着されていた車載カメラの映像が公開されたのだが、そこには1マイル(約1.6km)以上もの間、道路前方ではなく携帯電話を見ている同容疑者の姿が映っていた。事故の後、ルス容疑者は故郷のルーマニアへ逃走したが、後日英国へ戻った際に逮捕され、10月10日には危険運転の罪を認め、ハーロウ刑事法院に収監された。また彼は3年間の免許停止になり、新しく免許を取得するためには広範囲にわたる試験を再度受けなければならない。

「今回の事故は、運転中に携帯電話を使用した場合に運転手が負うリスクと、その危険性を示す実例です」と、ロンドン警視庁"Serious Collision Investigation Unit(重大衝突事故調査班)"のステファン・ピジョン巡査部長は『Metro』に語っている。さらに同巡査部長は、「複数の重大な怪我やさらにひどい怪我が起きなかったのは、運転手の1人がとっさの判断で衝突の前にクルマを動かしたからです。しかし、このトラック運転手は車載カメラで録画されていることを知っていながらこのようなリスクを冒したのですから、なおさら信じられません」と話した。

米国自動車協会(AAA)によると、運転手にとって不注意運転は、米国の一般道路や高速道路上における最大の脅威の1つとなっているという。連邦政府による推定では、運転中の飲食、ラジオやカーナビの操作、携帯電話の使用などの不注意運転を原因とする死亡事故は、同事故全体の16%を占めており、毎年5,000人が命を落としている。




By Jason Marker
翻訳:日本映像翻訳アカデミー