【ビデオ】レッカー車ドライバーが顧客の日産「GT-R」を勝手に乗り回す 車載カメラの映像で露見
テキサス州のあるレッカー会社は、契約ドライバーが顧客のクルマを勝手に乗り回し、その様子が車載カメラに捉えられていたことで窮地に陥っている。

ヒューストンのテレビ局『ABC13』によると、テキサス州パーランドに住むブライアン・モンゴメリー氏は、愛車である日産「GT-R」のトランスミッションの調子が悪いので、近くの日産ディーラーに点検してもらうため、レッカー車による移動を10月23日(日)に依頼した。ところが、おかしな事にディーラーにクルマが到着したのは月曜日の午後になってからだった。彼は火曜日にGT-Rを引き取りに行くと、キャビンからいくつか物がなくなっていることに気付いた。そこで車載カメラを確認したところ、レッカー車のドライバーが勝手に自分の家までGT-Rを運び、平台から降ろしてドライブを楽しんでいる様子が映し出されたのだ。

「彼は、自宅前でGT-Rを降ろし、運転して近所を一周しました。そして友人に電話をかけ、『クルマを見に来いよ。運転させてやる』と言って、全員に運転させました。その様子がすべて車載カメラに収められていたのです」とモンゴメリー氏は『ABC13』に語っている。その数時間の間、レッカー車のドライバーと友人たちはカメラの存在に気付かなかったようだ。

「彼は深夜2時にGT-Rで出発して、車載カメラのプラグを抜きました。だから、夜中の2時に何が起きたのかは分かりません。その後、クルマがディーラーに届けられた時に、またカメラの録画が始まりました」とモンゴメリー氏は話している。

モンゴメリー氏は、パーランドとヒューストンの警察に通報し、車載カメラの映像をインターネットに投稿した。この件を後ろめたく感じたレッカー会社は、責任は負わないとしているものの、同氏にすぐさま連絡して映像を削除するよう懇願した。

「レッカー会社から今日、謝罪の電話がありました。ビデオを削除してほしいと言われました。告発を取り下げてほしいそうで、代わりにトランスミッションの点検料金を持つことに同意してくれました」とモンゴメリー氏は語っている。

問題のレッカー会社であるロイヤル・トーイングに『ABC13』が取材したところによると、ビデオに映っているドライバーは従業員ではなく、契約ドライバーであるという。そのため、今回の事件は会社の責任ではないと主張しているのだ。誰に責任があるのかという質問に同社は回答しなかった。

「彼にとっては、映画『フェリスはある朝突然に』の少年たちがフェラーリを乗り回すようなものだったのでしょう。誤った判断です」とモンゴメリー氏は述べている。

パーランドの警察は現在、起訴が可能となるよう、レッカー車のドライバーを特定しようとしている。




By Jason Marker
翻訳:日本映像翻訳アカデミー