【ビデオ】メルセデス・ベンツ、新型ピックアップのティーザー映像を公開
メルセデス・ベンツは、新型ピックアップトラックをストックホルムで25日に発表すると予告し、その特徴が垣間見えるティーザー映像を公開した。

切れ長のヘッドライトはメルセデスAMG GTを彷彿とさせ、フロント中央部には大きなメッシュグリルが確認できる。さらに、その下には深く開いたリップスポイラーが意外にも低い位置に備わるようだ。メルセデスは先日の発表でこのトラックがオフロード向けであることをほのめかしていたが、この映像を見る限りではオンロード走行がメインに考えられているようだ。

他に特筆すべきことはキャビン部分にある。一瞬しか映らないが、窓下のベルトラインが後部座席用ドアの後半で上がっているのが分かる。この特徴は日産「NP300ナバラ」にも見られるもので、この新型ピックアップのベースがナバラではないかとの噂を裏付けている。メルセデスはすでに昨年4月、このピックアップが日産/ルノーとの共同開発になることを明らかにしている。もっとも日産のミッドサイズ・ピックアップトラックがリバッジされるのはこれが初めてではない。NP300ナバラをベースにしたモデルをルノーが「アラスカン」として販売している

ナバラとアラスカンは、いずれスペインとアルゼンチンで生産される予定で、恐らくメルセデスもこれに追随することになるだろう。一方で、このピックアップを米国に輸出するとなると、いわゆるチキンタックス(ピックアップに課せられる25%の輸入関税)が掛かるため、販売価格は跳ね上がる。もし日産が米国内で生産している「フロンティア」をナバラに切り替え、ナバラの生産ラインを米国に移せば、高関税を回避できると言われている。そうなればメルセデスも同工場で新型ピックアップを生産することが可能となり、関税を避けることができるが、米国に(そして日本にも)導入される可能性は低いだろう。その辺りの販売戦略も含め、間もなく全てが明らかになるはずだ。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー