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ケン・ブロックは、最新ドリフト・マシン「Hoonicorn V2」とその驚異的な1,400馬力のパワートレインを発表した際、次のプロジェクトのために格段にパワーアップさせる必要があったと語っていた。トーヨータイヤのYouTubeページで公開された『クライムカーナ』と題する新作ビデオのティーザー映像を観れば、ブロックがヒルクライム競技で有名なロッキー山脈のパイクスピークで、ドリフトに挑むつもりであることが分かる。

このティーザー映像では、ブロックの最新マシンがタイヤから白煙を上げながら12.42マイル(約20km)のヒルクライム・コースを駆け上るシーンが少しだけ観られる。『クライムカーナ』最初の作品は2017年の夏に公開予定で、ブロックの『ジムカーナ』シリーズと似たテイストの新シリーズになることが予想される。

ブロックと改良型のHoonicorn V2が、これまでのジムカーナ・シリーズの殻を破るところを見られるかと思うとワクワクする。ブロックが大改造されたフォード「フォーカスRS」で工業用地を疾走する『ジムカーナ9』は、これまで観てきた映像とあまり代わり映えのしないものだった。途方もないドリフト専用マシンに乗り、一風変わった舞台でスタントを交え、常軌を逸した走りを見せる。ジムカーナ・シリーズ映像には、毎回新しいアクションが加わっているとはいえ、それでもやはりどこか新鮮味に欠けてしまっているのだ。あまりにお決まりのパターンなので、パロディ動画のネタにされることも多い。

しかし、この新しい『クライムカーナ』はブロックにとって新開地となるに違いないし、アップグレードしたHoonicorn V2を試すには最高の舞台といえるだろう。まだご存じでない方に簡単にご紹介すると、Hoonicorn V2は1965年型フォード「マスタング」をベースに、6.7リッターのツインターボチャージャー付きV8エンジンを搭載したマシンで、メタノールを燃料とし、最高出力は驚異の1,400馬力を誇る。この予告映像を見るだけで実に興味をそそられる。完成版が待ち遠しい。




By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー