若いカージャック犯、獲物がマニュアル・トランスミッションだったので強奪を断念!
米国ミズーリ州セントルイス市に住むダスティン・フレンチ氏は運がよかった。2人組のカージャック犯が、彼の愛車である日産「アルティマ」を奪おうとしたところ、マニュアル・トランスミッションだったので諦めたというのだ。

セントルイスのローカル・ニュース番組『KMOV』によると、事件は10月13日23時頃、フレンチ氏がガソリンスタンドからベントン・パークにある自宅へ帰る途中に起きた。同氏が自宅前の縁石にクルマを寄せると、シルバーのホンダ「アコード」がすぐさま後方に停車。降りてきた男がフレンチ氏に近づき銃で脅してきたという。

「私のクルマのすぐ右後方に半分並ぶような形で停車してきました。1人の男が銃を持って降りてきて、私に向かって『クルマを降りろ。ポケットの中身を全て出せ』と言ってきたんです」と、フレンチ氏はKMOVに語っている。

襲われた時、付近の街灯は切れており、暗がりの中フレンチ氏は1人だった。そのため、慎重に行動しなければと心に決めて、指示通りに行動に移したという。「特に被害を受けずに済んだのは、ポケットの中にカギしか入っていなかったためと、次にどうしたらよいか、指示を仰いだからでしょう。犯人は『クルマを降りて、歩いて離れろ。こちらを見ずに歩き続けるんだ』と言ってきました」と、そのときの状況をフレンチ氏は説明する。

フレンチ氏は犯人の要求に従ったという。「パニックになることなく、反撃もせず、犯人を刺激しないようゆっくりと動いたのがよかったようです。私はできる限り冷静な状態を保ちました。そして、危害を加えられないように、次にどうしたらいいか自ら犯人に指示を仰ぎました」。

しかしその後、思わぬ事態に展開する。犯人はフレンチ氏のクルマを見捨て、奪うことなく立ち去っていたのだ。セントルイス市警によれば犯人は10代後半~20代前半であり、フレンチ氏は犯人がマニュアル・シフトのアルティマを運転できなかったのではないかと述べている。幸い同氏にケガはなく、アルティマも無事だった。


By Jason Marker
翻訳:日本映像翻訳アカデミー