【ビデオ】完全自動EV「ロボカー」の市販化を目指すアッティカス・モーターズ
あるブラジル系アメリカ人のエンジニアが、自宅ガレージで電気自動車(EV)を作り上げた。しかも本人の弁によれば、これは最終的に完全な自動運転を実現し、公道上で最も安全なクルマになるという。パウロ・カマスミー氏は、「Atticus Robocar(アッティカス・ロボカー)」と呼ぶこのEVを、2020年までに少量生産して販売するつもりでいる。価格はバッテリー込みで2万5,000ドル(約260万円)程度を予定しているとのこと。

カマスミー氏によるスタートアップ、Atticus Motors(アッティカス・モーターズ)がYouTubeに投稿した2分ほどの映像を見ると、組み立て式玩具のようなこのロボカーの試作車は、呼びかけに応えガレージから家のドライブウェイまで出てくることができるようだ。Siriのような音声認識システムを使って、他にもルーフラックやサイクルラックを起ち上げ、サーフボードや自転車を積むことが可能だ。テスラ「モデルX」の「ファルコンウィングドア」を彷彿とさせるドアを備えており、車体の中央部にバッテリーパックを搭載している点もテスラ車と似ている。そして「本日は終了」と呼びかけると、ラックを戻しドアを閉めた後で電源が落ちる仕様になっている。カマスミー氏は先日、「4P("4人掛け"の意)」と命名したこのクルマでビーチにも繰り出した。

同氏の取り組みは実に野心的だ。完成時の4Pは車両重量1,000kg、全長4mと、BMW「i3」とほぼ同じサイズになる予定で、同社が言うところの"100%自動化された乗物"になる。一度の充電で150kmの距離を走行でき、最高速度は110km/h。バッテリーはローラーの上に設置され、簡単に素早く交換できるように設計されている。リサイクル可能なシャシーはモジュラーデザインとなっており、シートを2席から6席までフレキシブルに設定できる。全てが素晴らしく便利なクルマになりそうだ。ぜひ、カマスミー氏が必要な資金が集められることを願いながら、今後の展開を見守りたい。




By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー