ロサンゼルス市警、テスラ「モデルS」の導入を決定
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ロサンゼルス市警察(LAPD)が遂に電気自動車(EV)の購入を決心したようだ。LAPDは今年5月、大規模な停電などの際に使用できなくなる恐れがあるとして、テスト導入中のテスラ「モデルS」購入に難色を示していたのだが、いよいよ2017年から、パトカー仕様にカスタマイズされたテスラ「モデルS P85D」が本格導入される運びとなった。

同署は、今回の決定を下す数ヶ月前に100台のBMW「i3」を導入しているが、その使用目的は主に警官の移動であり、高速で追走するためではない。『NBC Los Angeles』によれば、i3は従来のガソリン車と比べコストを約15%削減できるという。だがLAPDは、より高速で航続距離の長いEVも必要だったことから、モデルSを選んだというわけだ。

現在LAPDで使用されているi3の航続距離は80〜100マイル(約130〜160km)、一方のモデルS P85Dは、一度の充電で275マイル(約443km)の走行が可能だ。さらに加速という点も考慮すれば、0-60mph(約96.6km/h)に3.2秒で到達するP85Dは、まさにLAPDの用途に適ったクルマと言えるだろう。しかし、このEVがひるむほどの高価格であることも忘れてはならない。ベースモデルでも、7,500ドル(約78万円)の別で10万ドル(約1,036万円)は下らないクルマなのだ。

LAPDの車両をガソリン車からEVへ移行する取り組みは、ロサンゼルス市が掲げる再生可能エネルギー促進計画の一環で、市を挙げて行われているものだ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー