テスラ、太陽電池生産に向けパナソニックと提携を検討
今月10日、テスラモーターズイーロン・マスクCEOは「17日に同社の新製品を発表する」とツイートしていたが、当記事の内容はそのことについてではない。同氏は、予告していた新製品の発表を水曜日に変更すると、前日になって改めてツイートしている。


微調整にあと数日を要するため、テスラの新製品の発表を水曜日に変更する。
イーロン・マスク(@elonmusk)


それに代わり、テスラは2017年からパナソニックと共同で、太陽電池セル及びモジュールの製造をニューヨーク州バッファローの工場で開始する予定だと、16日夜に発表した。これは、太陽光発電ベンチャーのソーラーシティの買収が株主に承認されることが条件となっている。電気自動車やクリーン・エネルギー関連の情報サイト『Electrek』によると、この工場はニューヨーク州が所有しており、ソーラーシティがリースしているという。

テスラとパナソニックの両社は、すでにネバダ州の「ギガファクトリー」を共同で建設しているが、今のところ、バッファローでの太陽光発電設備の製造に関する件は"強制力のない同意書"にすぎない。もし、株主がテスラのソーラーシティ買収を承認すれば、バッファローで製造された設備が「パワーウォール」や「パワーパック」でシームレスに稼働する太陽光エネルギー・システムで使用されると、テスラは述べている。つまり、屋根で作った太陽光エネルギーを家庭のみならずクルマでも使用できるという、一体化されたサービスを提供するというわけだ。

また、ギガファクトリーといえば、テスラはこの巨大工場をバッテリーの製造だけに使うつもりはないようだ。米国の投資情報サイト『Seeking Alpha』によると、このネバダ州の工場にある「テスラのドライブユニット組立ライン」を勤務地とするエンジニアを募集する求人広告が出されているという。ギガファクトリーでは近いうちに、バッテリーに加えてドライブユニットを、ひょっとしたら車両の生産も開始する予定なのかもしれない。

テスラとソーラーシティの合併の是非を問う株主総会は、11月17日に開かれる予定だ。大統領選挙の結果が出た後なので、米国は"投票"に関する話題にうんざりしているかも知れないが。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー