ドイツ当局、テスラ車のドライバーに「オートパイロット」は自動運転ではないと注意喚起
先日、ドイツ当局がテスラの「オートパイロット」機能に懸念を抱いているという報道があった。その懸念から、ドイツ連邦政府はテスラ車のオーナーに直接、「オートパイロットは自動運転とはいえない」と注意喚起を促す手紙を送付するという手段に出たようだ。手紙には、自動運転システム使用中も従来通り、常にドライバーが注意することが必要だと書かれている。当然ながらテスラは、オートパイロットはまだベータ版であると公式に告げている。

ドイツ政府はテスラ車のオーナーに対し、その電気自動車の走行中にはオートパイロット機能を使っていても、常に注意を怠ることなく運転する必要があると警告している。ドイツ連邦自動車局(KBA)は、オートパイロットはその名称から想像されるものとは違い、実際には自動運転機能とはいえないとの見解を示した。また、ドイツではクルマのハンドル操作は常にドライバーが行うよう、法で定められている。

テスラは、オートパイロットのソフトウェアをリリースして以来、同ソフトウェアがベータ版であると繰り返し明言している。こうした事前の注意があるにもかかわらず、この技術を問題視しているのはドイツだけにとどまらない。米国の消費情報誌『コンシューマーレポート』では、名称を変更すべきだとさえ指摘している。テスラは9月に「ソフトウェア アップデート8.0」を配信し、オートパイロットの機能を大きく改善したが、それでもまだドイツでは十分とは言えないようだ。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー