スウェーデンのスタートアップUnitiが、クラウドファンディングで3輪電気自動車の開発資金を調達中!
クラウドファンディングを活用した電気自動車(EV)メーカーの仲間入りを果たしたスウェーデンを拠点とするスタートアップのUnitiが、どうやら人々の共感を集めているようだ。50万ユーロ(約5,700万円)という目標金額を設定して3輪電気自動車の開発資金を募り、その数字をすんなり達成した。

クラウドファンディングサイト『FundedByMe』で資金を募っているUnitiは、プロジェクト終了予定日まで39日を残し(執筆時点)、66万ユーロ(約7,540万円)を集めている。支援者の数は317人なので、1人当たり平均で約24万円を出資していることになる。

Unitiが他社と一線を画すのは、そのデザインや特徴にあるだろう。このクルマは、「西ヨーロッパの高所得な都会のミレニアル世代」をターゲットとしており、既に140人以上から予約注文が入っているという。1980年代の米国のSF映画『トロン』のような、とても未来的な外観だ。自動運転の機能を搭載するというが、同社は詳しい情報は明らかにしていない。シェア獲得に関しては積極的なようで、このクルマを「独創的なEV(Ingenious EV)」と呼び、ルノー「ZOE」や「トゥイジー」、BMW「i3」、日産「リーフ」など既に評価を得ているEVモデルに挑む計画だ。

Unitiは、昨年クラウドファンディング・サイト『Indiegogo』で電動オートバイの資金調達プロジェクトを展開した米国カリフォルニアを拠点とするスタートアップ、Sondorsと非常に似た道をたどっているが、Sondorsは現在、『StartEngine』というクラウドファンディング・サイトで自社製3輪電気自動車の資金を募っている。その販売価格はおよそ1万ドル(約104万円)で、1回の充電で最大200マイル(約321.9km)を走行できるという。Sondorsもまた誇張した表現を好み、このモデルを「これまでで最も魅力的で、最もお手頃な電動自動車」とうたっている。さて、こちらの資金の集まり具合はどうだろうか。本記事の執筆時点で、33万8,000ドル(約3,520万円)とUnitiの半分程度。プロジェクト終了予定日まであと2カ月半ほどだが、果たして目標金額の70万~100万ドル(7,300万~1億400万円)を達成することはできるだろうか。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー