【ビデオ】両手で2台の携帯電話を使いながら高速道路を走っていた悪質なトラック運転手が捕まる
不注意運転の危険性に関する公共広告のメッセージは、英国チェシャー州で捕まったトラック運転手には大した印象を与えていなかったようだ。彼は両手で2台の携帯電話を使いながら、トラックを高速道路で走らせていたのだ。

文末にご紹介している映像は、不注意運転を取り締まるため2015年から採用されている覆面トラック「ゴースト・トラック」でチェシャー警察が撮影したもの。これまで見たこともないほど注意散漫のドライバーを捕まえたことを考慮すると、この取り組みは成功と言えるだろう。英国の地方紙『Manchester Evening News』によれば、このドライバーは左手に持った携帯電話で通話をしながら、もう1台の携帯電話を使って右手でメールを打っていたところを捕らえられたという。彼は高速道路を走る大型トラックを、前腕だけで運転していたのだ。この男には罰金が科せられ、免許に違反点数が付加された。

彼を捕らえたゴースト・トラックは、英国の道路網を管理する公営企業Highways Englandから警察に貸し出されていたものだ。通常よりも車高が上げられているため、警察官は車内でメールを打っているドライバーを確認できたようだ。2015年4月に運用を開始して以来、この1台のゴースト・トラックで、2,700人の不注意運転者を取り締まってきたという。

もちろん、不注意運転は携帯電話の使用だけではない。英国の情報サイト『The Sentinel』は、ゴースト・トラックによって取り締まられた、飛んでもない不注意運転をいくつか紹介している。その中にはダッシュボードの上でお湯を沸かしている男や、運転しながら読書をしていたドライバーもいるようだ。不注意運転は米国でも深刻な問題となっており、合衆国運輸省の不注意運転防止サイト『Distraction.gov』によると、2014年には不注意運転による自動車事故で3,179人が死亡、43万1,000人が負傷している。



By Erin Marquis
翻訳:日本映像翻訳アカデミー