110ccのホンダ「スーパーカブ」に乗って、韓国からニュルブルクリンクまで1万8,000kmを走破!
今回ご紹介するのは、並外れた決意と実行力を持つ男のストーリーだ。韓国人のイ・チェヨン氏は、最高出力8psの110ccエンジンを搭載するホンダのバイク「スーパーカブ」でソウルを出発し、アジア諸国、ロシア、イタリア、そしてスイスを通り抜け、およそ1万8,000km先の目的地、ドイツのニュルブルクリンクまで途中寄り道することなく到達した。彼は、その3ヶ月に渡る旅を自身のInstagramに投稿して記録している。これはまさに、病気の兄に会うために芝刈り機で旅をする1999年の映画『ストレイト・ストーリー』のような話だ。

この旅の成功を祝うのに、ニュルブルクリンクを1~2周する以上にふさわしい方法があるだろうか? イ氏は腕利きのドライバーが運転するサーキット仕様のセアト「レオン クプラ」の助手席に乗り、ニュルブルクリンクの初ラップを体感した。文末にご紹介する動画では、同氏の興奮度合いがはっきりと感られる。さらに、その夕方遅くに、ポルシェBMWのセッションが終わるのを待ち、自身の頼もしいホンダのバイクで北コースを走行。価値あるニュルブルクリンクへの旅を完結させた。

最高なのは、イ氏がまだ帰路についていないことだ。彼は、せっかくスーパーカブで欧州まで来たのだからと、今度はヨーロッパ大陸を巡り、さまざまな名所やワインディングロードを訪れるという。同氏は今年のバイク大好き人間大賞に選ばれてもおかしくないだろう。




By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー