フランスが生んだ名車、ルノー「16」を廃車置場で発見
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2年ほど前、筆者はスウェーデンのストックホルムから北へ約400kmほど離れた森の中にある巨大なクルマの墓場を訪れた。森の奥深くまで並べられているように見えた数千台ものクルマの中には、数多くのボルボサーブ、欧州フォードオペルが、そして米国や日本の古いクルマもちらほら見受けられた。もちろん、フランス車もたくさんあった。それらの中から今回は、パリ・モーターショーの取材に奮闘したジャーナリストたちをねぎらう意味を込めて、ルノーが生み出した名車の1つをご紹介しよう。コケに覆われているが、あの「16」である。



ルノー "セーズ(16)"が生産されたのは1965~1980年の期間だが、このクルマはその中でも初期のもので、1965年か1966年製モデルだ。前輪を駆動する1,470ccエンジンは、シトロエンのようにトランスミッションの後ろに搭載されている。



当時のフランス車には一風変わった特徴が色々とあったが、16にもいくつかそんな所がある(例えば、大きなリア・トーションバー用の空間を確保するため、左側のホイールベースが右側よりも70mmほど長くなっている)。ただ、価格の割にその乗り心地はとても快適だった。欧州では抜群の人気を誇っていた16だが、米国ではさっぱり売れなかったクルマである。


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翻訳:日本映像翻訳アカデミー