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プジョー・シトロエン・ジャポンは7日、「DS 3」に加わった高性能な限定モデル「DS 3 PERFORMANCE」の日本導入を発表。わずか40台の限定で同日より発売した。

現在はシトロエンから独立したブランドとなったDSだが、かつては世界ラリー選手権で圧倒的強さを誇ったマシンのベースとして、"シトロエン DS3"の名前を覚えている方も多いだろう。その成功を後ろ盾に、(何度か)限定販売されたホットハッチ「DS3 Racing」の後継にあたるのが、このDS 3 PERFORMANCEだ。DSブランドが設立された際に、そのモータースポーツ部門も「シトロエン・レーシング」から派生する形で「DS パフォーマンス」が起ち上げられた。だから車名に付加されたその血統を表す文字も「Racing」から「PERFORMANCE」に改められたというわけだ。



変わったのは名前とバッジだけではない。1.6リッター直列4気筒ターボの最高出力は、シトロエン時代の207ps/6,000rpmから208ps/6,000rpmへ、最大トルクは28.0kgm/2,000-4,500rpmから30.6kgm/3,000rpmに高められ、駆動系には新たにトルセンLSDが組み込まれた。トランスミッションはこれまで通り、6速マニュアルのみの設定で前輪を駆動する。18インチ・ホイールと205/40R18タイヤを履く足回りはノーマルのDS 3よりもトレッドが拡大され、独自のダンピング設定が施されているというが、DS3 Racingと違って車高は低められていないようだ。フロントにはブレンボ製ブレーキ・キャリパーも装備する。




もちろん、エクステリアも今年の春にフェイスリフトした最新のDS 3がベースになっているため、DS3 Racingとはフロント・グリル周りなどが異なるが、それより目を引くのは限定モデルならではの華やかなカラーリングだろう。画像の「DS 3 PERFORMANCE Black Special」はボディ・カラーだけでなくドア・ハンドルまでマット・ブラックで塗装され、フロント・グリルのフレームはマット・グレー、そしてルーフやドア・ミラー、室内のダッシュボードがゴールドでコーディネートされる。ボディ・サイドに貼られたデカールもユニークだ。わずか10台の限定販売で、消費税込み価格は399万円。



他にボディ・カラーは白と赤が用意され、こちらはルーフやダッシュボードが黒、グリル・フレームやドア・ハンドル、サイド・モールなどはクロームとなる。見た目のスペシャル感は控え目になるが、そのぶん価格も30万円ほど抑えられ、369万円となっている。とはいえ販売台数は決して多いわけではなく、白(ブラン バンキーズ)が20台、赤(ルージュ アデン)が10台の限定だ。



インテリアはアルカンタラやテップレザーを採用したロゴ刺繍入りバケットシートや、アルミペダルを装備し、ステアリングとインナーハンドルにカーボン調のアクセントが入る。日本仕様は右ハンドルのみとなるため、フットレストは付属しない。



シトロエン・レーシングが2017年から「C3」ベースの新型ラリーカーでWRCに復帰する一方で、DS パフォーマンスはヴァージン・レーシングと組んで電気自動車レースのフォーミュラEに参戦中。今後、もしこの手の限定モデルが発売されるとしたら、再びシトロエンからということになるとも考えられるが、DS3 Racingを買い逃した方でノーズにダブル・シェブロンがなくても構わないという方や、C3の個性的な顔には馴染めそうもないという方は、急いでお近くのシトロエン正規販売店(日本では今でもシトロエンのディーラーでDSは販売されているのです)まで。




DS 公式サイト:DS 3 PERFORMANCE
http://web.dsautomobiles.jp/ds3-performance/