BMWのクルーガーCEO、電気自動車版「MINI」と「X3」の発売計画を明かす
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BMWは、近年世界中で厳しさが増す排出ガス規制を満たすため、MINIのラインアップに電気自動車(EV)を加えると、同社のハラルド・クルーガーCEOが『Bloomberg News』のインタビューでコメントしている。続いてBMWのSUV「X3」にもEVバージョンが登場するという。さらに、現行モデルのグリーン化を拡大させる計画は、大型セダン「7シリーズ」にも及ぶとのこと。ただし、多くの自動車メーカー同様、コストや航続距離などの課題は残るようだ。

EV版MINIの発売は2019年初頭、X3は2020年を予定しており、価格や航続距離については明らかにされていない。クルーガー氏は「一度の充電による航続距離は他社のEVと"いい勝負"」と述べるに留めている。

BMWは8月、電気自動車「i3」のバッテリーをアップグレードし、航続距離を従来型の40%増となる114マイル(約183kn)に伸ばした日本仕様のJC08モードでは390kmに70%増となった)。本年9月までの米国におけるi3の販売台数は約5,800台で、去年と比較すると27%減少している。同様にプラグイン・ハイブリッド車「i8」の売上も19%減の約1,100台だ。

今年5月、BMWの幹部は「MINI ロケットマン」(画像)でEV市場に参入する計画をメディアに語っている。BMWはかつて実際にMINIの電気自動車を製作したことがある。2009年から2010年にかけて電気自動車の「MINI E」が生産され、続いてBMWの「1シリーズクーペ」をベースにした「ActivE」が作られた。これらによる実証試験を経て、ついにBMW初の市販EVとなるi3が発売されたのだ。


by Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー