オランダの新興企業、150万kmもの寿命を持つライドシェア専用EVを開発中
オランダの新興メーカー、アンバー・モビリティが「シェア専用に設計された初のクルマ」の開発を明かし、来年にもプロトタイプが完成する計画であると発表した。オランダのアイントホーフェンに拠点を置く同社によると、バッテリー搭載の電気自動車「アンバー・ワン」は150万km以上の「寿命」を持つとのこと。このプロジェクトには自動車リース企業のアスロンやABNアムロ銀行が共同で参加しており、アンバー・モビリティはこのプロジェクトを軌道に乗せるため、6,000万ユーロ(約69億円)もの自己資金を費やしてきたという。

アンバー・ワンは1回の充電による航続距離が約400kmで、最高速度150km/h以上、0-100km/h加速は約7秒。重量635kgほどの車体はモジュラー構造を採用しているため、将来的なアップグレードやユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが容易に行えるという。自動運転機能も搭載されているそうだ。同社はこれ以上の詳細を明かしていないが、このモデルをカーシェアリング専用にすることを念頭に置いて設計した、と明言している。一般に販売される予定はないとのこと。

アンバー・モビリティの発表によれば、典型的な自家用車は平均1日1時間しか利用されず、それ以外の23時間はじっとしているだけだと述べられており、同社の提案が経済的であると強調されている。顧客はクルマを購入やリースする代わりに、1週間33ユーロ(約3,800円)という料金でカーシェアリングの利用が可能になる。サービス提供時には十分な数の車両が用意されるそうなので、どこからでも歩いて30分以内にカーシェアするクルマにたどり着けるという。2018年には車両の「少量生産」が始まり、アムステルダムから北に130kmほどに位置するアイントホーフェンでの運用開始が予定されている。その後、利用可能な都市を拡大する計画もあるとのことだ。アンバー・モビリティの公式サイトはこちら


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー