【ビデオ】一昔前のダッジバンが日本のマニアの間で大流行
日本とそのクルマ文化が偉大である理由の1つに、世界でも極めて珍しく独特なクルマの流行が見られることが挙げられる。ネオンで覆われたランボルギーニ異常にネガティブキャンバーになった高級セダンなど、日本には常に新しいクルマ文化が生まれているようだ。そうした流行の中でも我々米国人が特に驚かされたのが、サーキット仕様に改造されたフルサイズの"ダッジバン"だ。今回ご紹介する動画には、そんな奇妙なダッジバンの姿がたっぷりと収められている。

このダッジバン走行会をAutoblogで取り上げるのは今回が初めてではないが、これは何度も観る価値のある見事なサブカルチャーだ。1つには、米国の日本車ファンがJDM(日本国内市場)のパーツを自分のクルマに使いたがるのと同様に、このダッジバンのオーナーたちも米国製のパーツを好んで使っている。例えば、彼らの多くは愛車に「リトルツリー」の芳香剤を使っており、インテークのエアフィルターには「SPECTRE」の文字も見える。米国のカー用品店で馴染みのアクセサリーをこんな所で目にするとは誰が想像できただろうか。しかも、これらのダッジバンには興味深い改造が施されている。中には、純正の金属製バンパーを装着しているように見えて、実は形状を模したグラスファイバー製レプリカにクローム風の塗装をしているクルマまである。

動画の中で進行役を務めているのは、現在日本に住んでいるオーストラリア人のドリフトマニア、アレクシ氏だ。彼は日本のクルマ文化を紹介するサイト『Noriyaro』を運営しており、同乗したダッジバンのオンボード映像も披露している。同氏が乗り込んだ1台は、ほとんどノーマル状態のダッジ製5.2リッターV8エンジンを搭載しており、オートマチック・トランスミッションとコラムシフトもオリジナルのままだ。ドライバーが手動で巧みにシフトチェンジし、回転合わせまで行っているのには感心してしまった。アレクシ氏の説明によれば、ギアの3速と2速の間がニュートラルになっているため、ドライバーがブリッピングできるのだという。

この動画からは他にも色々な情報が得られ、見ていてとにかく面白い。ダッジバンをもっと見たくなった方は、より洗練された映像で歴史や流行の背景も紹介されている昨年の動画も併せてチェックしていただきたい。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー