【噂】ビュイック、フォーカスグループでボルボに対抗する「リーガル」のワゴンタイプを検討か
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ビュイック「リーガル」にワゴンが復活するかもしれないという噂はこの数年、立っては消えを繰り返していたが、今日は新たな噂をご紹介しよう。米国版Autoblogが信頼する情報元が最近うっかり口を滑らせてくれたのだが、ビュイックが顧客の声を聞くためにフォーカスグループを実施し、アキュラ「TSXワゴン」や、名前は伏せられたボルボのワゴンに対抗する新車について、意見を求めているという。もちろん、ビュイックのどのモデルについての話であるかは明かしてくれなかったが、同社のラインナップの中でワゴンに見合うサイズで、米国以外の市場にはワゴン・バージョンがあるクルマといえばリーガルだけだ。また、テキサス州オースティンで5月に行われたディーラーとの年次会議で、ビュイックはワゴン車を計画中と発表したという情報もある。

米国版Autoblogはビュイックにコメントを求めたが、詳細は明かしてもらえず、同社広報担当者は「2017年末までにあと3つの新モデルを発表し、2年間で合計7つの新型ビュイックを登場させることになるだろう」と述べるにとどまった。この7モデルのうち、すでに「カスケーダ」「アンコール」「エンビジョン」そして「ラクロス」の4モデルは発表済みだ。ビュイックの現在のラインナップを見る限り、アップデートされていないのは「アンクレイブ」「リーガル」そして「ベラーノ」の3車種となる。

そこにリーガルのワゴンが含まれる可能性が高い。アンクレイブがモデルチェンジするのは確実だということは、最近もテスト車両が目撃されているので分かっている。大型クロスオーバー車の市場は大きく、GMはそのプラットホームを持っているからだ。また、来年は新型リーガルのセダンが登場すると言われている。ただ、ベラーノに関しては現行型で生産終了と見られている。

ベラーノがなくなるとなると、新しいビュイック車が入る空きができる。ビュイックとしてはセダンをもう1種というよりも、おそらくクロスオーバーが欲しいところだろう。ラインナップにもう1つクロスオーバーを加えるのは簡単だ。リーガル ワゴンにボルボ「クロスカントリー」のような処理を施せばよい。最低地上高を上げ、樹脂製フェンダーとバンパーで囲い、"Tourx"や"Regal Tourx"のような既に商標登録したトレンディな名前をつければ、ビュイックの最新クロスオーバーは準備完了だ。事実、GMはリーガルの欧州向けモデルであるオペル「インシグニア」で既にこの手法を採っており、写真の「インシグニア カントリーツアラー」という形で登場させている。

つまり、ビュイックが"クロスオーバー風ワゴン"を作れば、最低限の投資で今一番注目を集めているクラスに自社のトレンディなクルマを投入できるのだ。またGM内でもビュイック独自のモデルができることになり、ブランドに特徴を与えることにもなる。もし同社が実際にリーガルのワゴン版を登場させるとすれば、その派生モデルという形で別の新型車が姿を現すことだろう。


by Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー