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ホンダ・ファンの皆さんがついに心待ちにしていた瞬間がやって来た。現在開催中のパリ・モーターショー 2016で、新型「シビック TYPE R」が公開されたのだ。正確にはこのクルマはまだプロトタイプで、市販モデルは来年早々に公開される。しかしながら、ホンダの最近のコンセプトを見る限り、市販型が大きく変わることはないようなので安心してよいだろう。

目に見える最大の違いは塗装だ。このコンセプトモデルでは、ブラッシュド・アルミニウム風のビニールラッピングが施されている。どうしてもこれと同じカラーリングにしたいということなら、近所のデカール・ショップを訪ねていただこう。

それはともかくとして、TYPE Rではスタンダードなハッチバックに軽快さよりも攻撃性がプラスされた。幅広のフロント・バンパーにはスラットが追加され、むき出しのカーボンファイバーにレッドのストライプがアクセントになったチンスポイラーも装着。ボンネットにはエアスクープが追加されたのも興味深い。これは飾りではなく、スバル「WRX」「マツダスピード3」(日本名:マツダスピードアクセラ)のようにインタークーラーに送気するためと思われる。噂によると、このボンネットの下のエンジンは最高出力340馬力を発揮すると言われている。



側面にはフロントスポイラーとマッチしたカーボンファイバーのサイドスカートが付けられた。フェンダーは245/30のタイヤを履くワイドな20インチ・ホイールに合わせて拡げられている。リアに目を向けると、このTYPE Rにも大袈裟ともいえるリアウイングが装備されているが、これは先代のものと同様、実際に効果を発揮するのだろう。

TYPE Rのリアにはもう一つクールな特徴がある。それはフェラーリ「458イタリア」や「F40」のような3本出しセンターマフラーだ。ホンダはさらに排気管に注目させたいのか、中央のパイプを赤く塗装した。3本のパイプが実際にどのようにつながっているのか今はまだ分からないが、今後の発表に期待することにしよう。



初めに述べたが、これはあくまで"プロトタイプ"であり、市販モデルの公開は来年初めになる予定だ。英国の工場で生産されるTYPE Rは、まず2017年後半に欧州で発売となる。米国や日本で販売される時期については、まだ明らかにされていない。