YOKOHAMA iceGUARD SUV G075
 モータースボーツ界での活躍と並行してヨコハマは、僕らが日頃履くロードタイヤにも積極的に開発を進めてくれている。それはスタッドレスタイヤでも同様。今回は、一足先に冬の北海道で味見してきたSUV専用スタッドレスタイヤを紹介しよう。その名も「iceGUARD SUV G075」

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 実はヨコハマは、北海道に新しく広大なテストコースを完成させていた。夏はサマータイヤのテストもこなすのだろうが、開発のメインはやはりスノータイヤなのだ。東京ドーム19倍に匹敵するテストコースを建設したことでも、ヨコハマのタイヤ開発への熱い思いがうかがいしれる。

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 「iceGUARD SUV G075」。一言でいえば、どんな路面でも通用するオールマイティ性を感じた。大きく舵を切るようなタイトなヘアピンから、微少舵角で駆け抜ける中速コーナー、その切り返しでも、常に安定してグリップ感が得られる。それは高速コーナーにいたっても同様。とてつもない安心感には驚かされた。

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 路面も選ばない。圧雪路から、光り輝くアイスバーンでも、たしかにグリップしてくれたことにも感心した。たとえば氷盤路の急制動でも、完全停止の直前に、ギュット氷を掴み、頼もしく効く。驚くような制動感ではなかったが、距離を測ってみるとたしかに制動距離は短いのである。

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 最近の進化したスタッドレスで、もっとも求めたいのはアイスバーンの性能である。圧雪路ではもうスタックする危険性はほとんどなくなった。だが、氷盤路は別だ。交差点の手前の鏡のように磨かれた路面では確実に止まって欲しい。誰もがそう思う。今回のテストで感じた、アイスバーンでの制動距離の短さは、なによりも頼もしいのだ。

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 圧雪路では、かなりの速度までグリップを見放さない。轍にとられる感覚も少ない。メーターが140km/h越すような高速域で全開走行、バックミラーがホワイトアウトするような過激な走りに挑んでも、どこに安心感がある。

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 ちなみに、乗り心地が良かったのも驚きだ。クロカンの雄ランクルでさえ、荒れた路面をしなやかに突き進んでくれた。

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 スノータイヤで求められるのは、絶対的なグリップ性能であり、乗り心地などは二の次にされるものだ。だが、シットリとした乗り味だったことは好感触である。

■YOKOHAMA iceGUARD SUV G075公式サイト
http://www.iceguard.jp/g075/index.html