トヨタ、ピックアップトラックの飛躍的な需要拡大により「タコマ」の生産能力を60%増強
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最近のトヨタは、快活な中型ピックアップ・トラックの市場に力を入れているようだ。そんな日本の自動車メーカーが、メキシコの工場で製造しているピックアップ・トラック「タコマ」の年間生産台数を現在の約10万台から6万台以上増加すると発表した。今回の生産能力増強の理由について、北米トヨタのジム・レンツCEOは「ピックアップ・トラックの需要が飛躍的に伸びているため」としている。

2017年末~2018年初めにかけて、生産能力を年間約16万台(3直稼働ベース)に増やすにあたり、トヨタは1億5,000万ドル(約153億円)を投資し、400人の新規雇用を予定しているという。ピックアップ・トラックやSUVの販売が増えている理由には、ガソリン価格の下落もあると考えられる。

なお、これは中型ピックアップ・トラック市場にとって良い兆候だ。と言うのも、このセグメントは長年にわたり日産トヨタシボレー以外のメーカーには実質的に軽んじられてきた。ここ数年で新型車を発売したのはトヨタとシボレーのみだ。トヨタの増産は、ピックアップ・トラック市場にはまだ売り上げ拡大と成長の余地があることを示している。日産「NP300ナバラ」のアップデートや、フォードが再び「レンジャー」を米国で販売する計画を後押しすることにもなり得るので、ピックアップ・トラックのファンにとっても朗報と言えるだろう。


By Joel Stocksdale
日本映像翻訳アカデミー