「メルセデスAMG GT」に開閉式ソフトトップを備えたロードスターが登場!
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どうやら、2016年は「メルセデスAMG GT」の年と言えそうだ。数カ月前に眩いメタリック・グリーンをまとった「メルセデスAMG GT R」が発表されたのに続き、今月15日には高速グランドツアラーを新たなスタイルで楽しめるオープントップのロードスターが登場した。

正確には、この新たなスタイルには2タイプある。1つは「メルセデスAMG GT ロードスター」で、もう1つはより速い「メルセデスAMG GT C ロードスター」だ。両者ともクーペ・ボディのGTと同型の4.0リッターV型8気筒ツインターボ・エンジンを搭載するが、ベース・モデルのGT ロードスターが最高出力476ps、最大トルク64.2kgmであるのに対し、GT C ロードスターは557psと69.3kgmになる。0-100km/h加速はGT ロードスターが4.0秒、GT C ロードスターは3.7秒で、それぞれパワーの劣る「メルセデスAMG GT」や「メルセデスAMG GT S」とほぼ同タイムだ。これはクーぺよりもコンバーチブルの方が車両重量が重いことが影響していると思われる。ロードスターは強度を高めるために内部が補強パネルで仕切られたいくつもの"チェンバー"を有する分厚いロッカー・パネルや、リアショックタワーブレース、そしてダッシュボード裏にもブレースを備えている。これにソフトトップを開閉する機構を加えると、相当の重量が増加するからだ。

AMG GT C Roadster (R 190), 2016; Exterieur: designo selenitgrau magno; Interieur: Leder Nappa Exklusiv macchiatobeige ;Kraftstoffverbrauch kombiniert: 11,4 l/100 km, CO2-Emissionen kombiniert: 259 g/kmAMG GT C Roadster (R 190), 2016; exterior: designo selenit grey magno; interior:Nappa leather exclusive macchiato beige; fuel consumption, combined: 11.4 l/100 km; combined CO2 emissions: 259 g/km

エクステリアに目を移すと、GT C ロードスターは最高性能版のメルセデスAMG GT Rと同様にリアフェンダーがワイド化されており、20インチ・ホイールと305/30タイヤを装着(GT ロードスターの後輪は295/35R19)。さらにアクティブ・リア・アクスル・ステアリング、AMGライドコントロール・スポーツサスペンション、電子制御式リミテッド・スリップ・ディファレンシャル、そしてAMGパフォーマンス・エキゾースト・システムを標準で装備する。標準仕様のGT ロードスターは代わりにAMGスポーツサスペンションや機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを装備するが、後輪は操舵できない。

この2モデルには共通部分も多く、例えばフロント・バンパーは同じものを使用している。閉じると空気抵抗が低減し、開いた時に冷却効果を得ることができる電子制御式グリルシャッターについても同様だ。GT C ロードスターはフロント・ブレーキが390mmと大径で(GT ロードスターは360mm)、7速デュアルクラッチ式トランスミッションには「RACE」モードが追加されている。これを選ぶとより迅速なシフトチェンジが可能となり、「非常に官能的なサウンド」を響かせるという。

AMG GT Roadster (R 190), 2016; Exterieur: designo diamantweiß bright; Interieur: Leder Nappa Exklusiv schwarz/ red pepper ;Kraftstoffverbrauch kombiniert: 9,4 l/100 km, CO2-Emissionen kombiniert: 219 g/kmAMG GT  Roadster (R 190), 2016; exterior: designo diamond white bright; interior:Nappa leather exclusive black/red pepper; fuel consumption, combined: 9.4 l/100 km; combined CO2 emissions: 219 g/km

インテリアは、クーペのメルセデスAMG GTと同様、低くて幅が広いダッシュボードと高さのあるセンターコンソール、iPad風のセンタースクリーンを備えており、レザーがふんだんに使われている。ここで是非お伝えしたいのは、AMG GTシリーズで初めて、ライト・ベージュのインテリアカラーが選べるということだ。また、それに合わせてソフトトップのカラーはレッド、ブラック、ベージュの3色が用意される。



発売は来年になる予定で、おそらくロードスターよりもメルセデスAMG GT Rの方が先に導入されるだろう。価格はまだ発表されていないが、GT ロードスターはクーペの1,650万円よりも相当高額になることが予想される。GT C ロードスターは1,930万円のGT SとGT Rの間に設定されるだろう。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー