英国のデロリアン・オーナー、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の真似をしてスピード違反で捕まる
ある英国のデロリアン「DMC-12」オーナーが、1985年の古典的SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の中で目的とされていた速度を出したことが原因で、スピード違反の切符を切られてしまった。イングランドのエセックス州に住むナイジェル・ミルズさんは、自慢の愛車デロリアンに乗り込み、幹線道路A12で日曜日のドライブを楽しんでいた際に、制限速度を18mph(約29km/h)オーバーして捕まった。その時のスピードはもちろん、タイムトラベルに必要な88mph(約142km/h)だった。

英国の一般紙『The Guardian』によれば、ミルズさんは「日曜日の午前11時で、道路はがらがらに空いていました」と話しており、デロリアンがそれほどの速度に達してしまったのもまったくの無茶という状況ではなかったかもしれない。いずれにせよ、マーティのようにスーパーマーケットの濡れた駐車場で、フォルクスワーゲンタイプ2」バスに乗ったテロリストに追われていたわけではなかったようだ。

ミルズさんには幸いなことに、担当の警察官2人が出廷しなかったためこのスピード違反の裁判は却下された。警察の目まで引いてしまうことは別として、ミルズさんはこのステンレス製ボディのカルトカーが人々に注目されることを楽しんでいる。彼はクルマ好きであり、明らかに映画ファンでもあると思われるが、路面に炎を上げるタイヤ跡が残されていなかったことを考えると、彼のデロリアンにオプションのドクター・エメット・ブラウン・インダストリーズ製「タイムトラベル・アドベンチャー・パッケージ」が装備されていなかったことは間違いないだろう。


関連動画:米国カリフォルニア州のデロリアン・クラブ


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー