【ビデオ】ワイヤー1本で宙づりになったトヨタのSUVから必死で脱出!
米国テキサス州で9月9日、トヨタのSUVが駐車場の屋上階から転落し、引っ掛かったワイヤーロープで宙づりになるという絶体絶命の状況から、ドライバーの男性が見事脱出に成功した。

地元テレビ局『KXAN』によると、20代の男性がオースティン繁華街にある9階建の立体駐車場で、屋上階に2004年型トヨタ「4ランナー」を駐車しようとしたところ異変が起きたという。男性は建物の外側に面した駐車スペースに車を止めようとしたが、SUVは止まらずに建物の外へ転落。その際、4ランナーのフロントアクスルが転落防止用のワイヤーロープに絡まってしまい、車体はドライバーを乗せたまま引っ繰り返り、依然として動いた状態で宙づりとなった。

その事故を目撃したのが、別の階にクルマを止めたばかりのザッカリー・ケイソン氏と2人の友人だった。ケイソン氏は『KXAN』のインタビューで「階段を駆け上って現場に着くと、他にはまだ誰もいなかった。私は自己紹介して、そこに留まって救急隊が到着するのを待つか、すぐに脱出を試みるべきかを手短に話し合った」と語った。

彼らはとっさの判断で、助けを待つ代わりに4ランナーのサンルーフから運転手を助け出そうと決意したのだ。

ケイソン氏は「シートベルトを外した彼の片腕を掴むと、彼は両足を横に振った。転落防止柵のちょうど反対側には小さな出っ張りがあり、彼が何とかその突起に足をかけたところを、私が引っ張り上げた」と説明。

オースティンの消防当局は現場に到着するとすぐに4ランナーに絡まったワイヤーロープを慎重に切断し、クルマを降ろす作業に取り掛かった。クルマを路上に降ろすまでには3時間ほどかかったという。

消防指令長のパーマー・バック氏は「慎重に作業を進めました。クルマを降ろす過程で電線用導管や送水管を破損しないようにクルマを建物から離す必要がありました」と語った。