フランスで起きたテスラ「モデルS」の炎上事故、原因は電気系統の接続不良と判明
「car-b-que(カーベキュー)」をフランス語で何と訳すのかは知らないが、フランスで先月発生したテスラの炎上事故は、電気系統の接続不良が原因だったことが明らかになった。8月15日にフランスのビアリッツ近郊で炎上したテスラ「モデルS 90D」は、電気回線が「不適切に締められていた」ことが原因であるとFOXニュースがテスラの広報担当者の声明として伝えている。幸いにも、この火災によるけが人はいなかった。

この火災が起きたモデルSは、テスラの社員1人と購入検討中の顧客2人が乗車してテスト走行中だった。異変に気付いた3人は炎上する前に停車してクルマから降りたが、それから5分ほどでモデルSは完全に炎に飲み込まれたという。3週間の検証の末、原因となった電気回線部分は、通常ロボットによって組み立てられるところを、人間の手作業で行ったため事故が発生したとテスラは解明した。こういった点では手作業は当てにならないのだ。

公平を期すために言っておくと、米国では毎年15万台のガソリン車が火災に見舞われており、今回のテスラのような火災は珍しくない。似たような事故を挙げると(ずっと寒い地域ではあるが)、今年1月にノルウェーで起きたテスラ車の火災は回路のショートが原因だとされている。

2013年に遡っても、テスラ車が炎上する事故はワシントンやメキシコ、テネシー州で発生している。路上の落下物がクルマの底面を傷つけてバッテリーパックを損傷させたことが原因だった。フランスで起きた今回の火災は"deja vu"と言えるだろう。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー