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テスラが巨大になる前に打ち負かしておこうと決心している自動車メーカーは、メルセデス・ベンツだけではない。ドイツの日刊商業経済紙『Handelsblatt』は情報筋の話としてBMWが現在、幹部の入れ替えを計画中であり、それには電気自動車(EV)戦略の大きな変更も含まれると伝えている。同社は「i3」のような専用設計されたEVの提供を継続しつつ、新たな戦略として「3シリーズ セダン」、クロスオーバー「X4」、そしてアイコン的なMINIといった主力車種のいくつかにEVバージョンを設定する計画を進めているという。仮にこの情報が確かであれば、経営陣は9月末にこの戦略転換を承認する見込みだ。

我々(米国版Engadget)は、この報道に対する見解をBMWに問い合わせたが、同社のコメントは得られなかった。もっとも、ミュンヘンのBMW本社がこのような方針転換を決定しても驚くことではない。テスラの「モデル3」が数十万件にも上る予約を集めている一方で、2016年のi3の販売は落ち込んでいる。この(奇妙な形ではあるが)高級市場向けEVは、かつてほど注目されていない。もし、BMWが人気モデルのいくつかをEV化すれば、顧客はクルマを選ぶ際に、環境に優しいEVにするか、それともブランドの主力モデルで馴染んだデザインを取るか、迷う必要がなくなるだろう。


注:この記事は米国版『Engadget』のJon Fingas記者による記事を転載したもの。



By Engadget
翻訳:日本映像翻訳アカデミー