【ビデオ】ケン・ブロックの最新作『ジムカーナ9』が公開! フォーカス「RS」でNYの工業用地を疾走
お待ちかねの『ジムカーナ9』が公開された。まずは出勤支度の手を休めてご覧いただきたい。このビデオでは、お馴染みドリフトの達人ケン・ブロックが、FIA世界ラリークロス選手権で使用している車両と同じ2016年型フォード「フォーカスRS RX」を駆り、米国ニューヨーク州バッファローにある使われなくなった工業用地を疾走している。

ドバイが舞台の前作『ジムカーナ8』に比べると、今回の『9』は異国情緒に欠けるが、だからといって落胆することはない。この新作も、見晴らしのいい橋の上でドリフトを行ったり、迫り来る列車に衝突ギリギリまで接近したり、ヘリコプターから宙づりにされたフォード「F-150」の周りでドーナツターンを行ったりと、他では見ることのできない息を呑むようなアクションが満載だ。



『ジムカーナ9』は、ケン・ブロックによるビデオ・シリーズの中では最高の出来とは言えないかもしれないが、実はブロックとプロダクションのクルーは今回の製作にあたり、かなりの苦戦を強いられたらしい。自動車情報サイト『Jalopnik』によると、当初『ジムカーナ9』の撮影はオーストラリアのシドニーで行われる予定だったという。人気レーシング・ゲーム 『Forza』シリーズの最新作で、オーストラリアが舞台となる『Forza Horizon 3』と、ケン・ブロックのプロダクション「Hoonigan」がパートナシップを結んでいるため、クルーは今回の撮影をオーストラリアで行うつもりだった。しかし、オーストラリア警察との間でビデオのロケ現場の設定に関してなかなか合意ができないまま撮影日が近づき、結局オーストラリアでの撮影は諦めざるを得なかったというのだ。

ブロックが、シドニーのオペラハウスをバックにフォーカスRS RXでドリフトすれば、間違いなく最高のショットになっただろう。しかしバッファローもドリフトの舞台としては秀逸で、最新作『ジムカーナ9』は過去の作品に決して引けを取ることはない映像に仕上がっている。皆さんもぜひご覧になり、感想を聞かせて欲しい。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー